かたちと進化の謎 生物の進化を「数理の目」でよみとく
10件の記録
雨@little_rain2026年7月20日日記「本書で例示する生物は貝類が中心で、アンモナイトは出てくるものの、恐竜も三葉虫も存在しない」古生物学に関わる人々のため息が聞こえてくるような一文に苦笑した 古生物がどうしてそのような形になったのかという推論、の前提となる分析・モデル化が主な内容である 算数レベルで数字が苦手な人間でも読み進められるよう、丁寧な図説があるのでなんとかついていけている(気がする) 「規則的なパターンを目にすると、人はその背後に物理・化学的な形成メカニズムを想定したくなるものだ」 ここでちょっとついていけない人が出てくるかと思った それは筆者のようなごく一部の物好きだろう、主語がデカ過ぎる デカいと言えば、管理を任されている古い家にデカい貝がある 植木鉢に、サザエなどの貝殻が置いてあることはよくあることだ ポアロの短編にも、食べ終えたオイスターの殻を花壇に挿す描写があった 貝殻の成分が溶け出して植物の栄養になるからだ そういう類のものではない 自転車のサドルくらいの大きさの巻き貝が、軒下に、無造作にゴロンと置いてあるのだ 何十年も、おそらくわたしが生まれるよりずっと前からそこに在ったのかもしれない この本を読み始めて、植木に水遣りをしてる時にふと気付いたのだ 「この貝、デカくね?」 ここは山裾の寒村である、海はおろか、車屋にタイヤ交換に行ったら「人恋しくなったらいつでも降りておいで」と言われるような土地である 人恋しくなることは、多分ないが気持ちだけ受け取っておいた GoogleMapの口コミで「あまりにも商売っ気が無さ過ぎて心配になる」と書かれていた 他人の心配をしている場合ではない また謎のディスカウントが発生していた アットホームが過ぎる 貝の話に戻ろう、土産にするには荷が重過ぎるし、食用の貝にも見えない 持て余している それ以外には何も分からない 日進月歩の解析古生物学が、かたちと進化の謎を解き明かす日にも、きっとただ、転がっている


鰐@reads_10042026年7月13日読み終わった化石でしか残ってないような古生物のかたちは、数理を使った様々な手法で解析できる。 だが、手法ごとにも扱うデータ種の向き不向きがあり、その時々の状況によって使う手法を変えるというのが興味深かった。 理数系が苦手な自分にとって、全体的に内容が難しく感じた。
潮屋モロウ@Shioya_Morow2026年7月11日読み終わった古生物学生物学進化4冊ぐらい並行して読んでいたが集中して読み終わらせようと思って読んだ。 統計学や数理科学に疎い私であるが、本書はそのような人間にもわかるように述べている。難解な専門用語が羅列されるが意外にも読みにくさは感じなかった。 特に面白いと思ったのが二枚貝化石形態の章である。確かに殻頂が前傾する二枚貝は多いなと思っていたが、本書を読んでその姿勢が潜るときにどう影響するのかというのを理解でき、なるほどと思った。

雨@little_rain2026年7月3日読んでる日記相貌失認というほどではないが、人間の顔を覚えることが得意ではない 散髪した後に「見知らぬ男がこちらを見ている」と怪訝に思ったら相手も怪訝な顔をした よくよく見ると、コンビニの大きな鏡に映った自分自身だった というくらい、不得手である すこし前、読書家は人の顔を覚えるのが苦手な傾向があるというネット記事を斜め読みした 平たく言うと、読書で使うリソースが人間の顔を認識するリソースを食い潰しているらしい なるほど、と思った そしてこれが私の結論である



