女の国会 (幻冬舎単行本)

21件の記録
きなこ@kinako20252026年6月25日読み終わった考えさせられる与党の国会議員 浅沼侑子が亡くなった。その前日彼女を非難していたところを見られていた野党議員の高月馨は窮地に立つ。浅沼議員はなぜ死んだのか?高月と秘書沢村明美、新聞記者の和田山怜奈は真相を探るべく、浅沼の婚約者 三好顕太郎に近づいていく。地方市議会議員の間橋みゆきも巻き込み、女たちは政界の魔境に踏み込んで行く。 ぐいぐい引き込まれて読了。途中で止めるのが難しいほど。 政治の世界に女性議員が少ない訳がよく分かる小説。 読みごたえ十分だったのだが、最後のオチが少々弱い気がした。ネタバレになるので詳しくは書かないが、「それが継続できる根拠」が甘いのでは? ともあれ新川帆立という作家の他の作品も読みたくなったのは事実。




読書日和@miou-books2026年6月4日読み終わった借りてきた山本周五郎賞受賞作。 内容をよく知らないまま図書館で予約し、忘れた頃にようやく順番が回ってきた。 国会のマドンナと呼ばれた“お嬢”が遺書を残して自殺する。 その死に疑問を抱いた、敵対する野党第一党の“憤慨おばさん”が真相を追い始める――。 政治×ミステリーということで読み始めたのだけれど、私の場合は事件の展開以上に、女性政治家たちの置かれた状況に目が向いた。 「女というだけで足を引っ張られる」 もちろんフィクションではあるのだけれど、現実の政治の世界でも似たようなことはあるのだろうな、と考えさせられた。 ミステリーとしても面白かったけれど、それ以上に国会の裏側や選挙事情、派閥の力学などを垣間見られたのが興味深かった。 (フィクションだけど!)


nami 𓐃✈︎@____73r2026年1月29日買った読み終わった読書日記じゅうぶん読んだ想像以上に面白かった・・!自分も女性というだけで理不尽な思いをしたことは数え切れないけれど、国政ってこんなに男性優位なん・・と、ちょっと衝撃だった。理不尽な目にあっても辛抱強く自分の特性を活かして職務を全うしようとする女性議員、女性秘書、女性記者に、絶対に負けないで!!と握りこぶしを作りながら読んだ。とても良かった。





橘海月@amaretto3192024年12月7日読み終わった#ミステリ議員秘書の沢村、政治記者の和田山、地方議員の間橋、そして国会議員の高月。四人の女性を通して描かれる、圧倒的な男性社会である『国会』 通称「お嬢」の国会議員朝沼が死亡したことで、事態は動き出す。読み進めながら何度もゾワっとくる瞬間があり、思わず手を握りしめた。 女性というだけで揚げ足をとられ、減点法でこきおろされると思う沢村も、普通に働いているだけで天災のようにセクハラが降ってくると怒る和田山も、同僚議員の世話を押しつけられる間橋も、生理が止まり選挙の度に血尿が出る高月も、みんな他人事じゃない。ただ仕事をしてるだけなのに、女の枠に入れられる。 仕事の大変さだけを語れる、仕事軸でのみ評価される男性とは違い、そこには雲泥の差がある。 だからこそ負けていられない事がある。物語の彼女達は、苦境にあっても憤慨しても常に前向きだ。信じた道を突き進み、チャンスを逃さない。政治ノンフィクション風の物語かと思いきや(それで充分素晴らしいが)ミステリとしてもきちんと落ちがついていて、そこも良かった。












