西洋菓子店プティ・フール (文春文庫)

11件の記録
みー@mi_no_novel2025年11月3日読み終わった@ 電車手嶌葵ちゃんのコンサートに行った帰りの電車で🚃 フランスのお菓子、ケーキがたくさん出てきて、読んでいてお腹がすいた🍰 短編5篇の構成になっていて、それぞれ主人公は違うけれど登場人物は共通。5人の視点から同じ世界を見ることができた。面白かったし、切なくて甘酸っぱくて、少し苦かった。 特に「グロゼイユ」が好きだな🍓




朔@nova_luna2025年10月12日読み終わった心に残る一節「あいつはまだまだ未熟者ですから。できることを全部やろうとしてしまう」「できることを?」「引き算ってものをしらねえ。臆病なんですよ」(p.128) もっとこの本らしい一節はあったと思うけど、なんかこの会話が好きだった。亜樹さんの評価は作品を通して色々出てくるけど、良い面として捉えてる描写と同じくらい弱点や隙みたいなのも描かれてて、それがまた良い。 お菓子の表現が細かい所為でケーキがブームである。 でもストーリーはわりと重めというか、お菓子っていう甘いものを共通項にする連作小説なのにきらきらの恋愛話じゃない。登場人物の心情の変化を楽しんでいきたいタイプの人にぴったりの本でした。







