まほろ駅前狂騒曲
22件の記録
445@00labo2025年12月8日読み始めた読み終わった自分で小説を書く上で、非常に参考になった。 最後まで謎に包んでおきたい人物の視点は使わないのが大事。 内容は大衆小説!という感じで、どんどん読めたし情景も浮かんだしキャラクターの動きにニコニコできた。 一方で、ここまでのつながりがないと、断絶した人は立ち直れないんだとしたら、ものすごく残酷で悲しいことだなーと思った。普通の人生にはこんなことは起きないし、優しさは伝播しない。 小指がくっついて、また動くようになったのはあくまでフィクションだからで現実はそうではない。でもフィクションは祈りだから、それでいいのかもしれない。 非常にいい話だっただけに、現実と照らしてなんだか凹んでしまうところがあったという話。

ユメ@yumeticmode2025年1月7日読み終わった感想@ 自宅再読。長く己の記憶に苦しめられてきた行天が、曽根田のばあちゃんに「俺はあんたのこと、なるべく覚えてるようにする」と伝えるくだりが好きだ。物語の終盤においてその台詞は、今度は「俺はきっとギョーテンさんのことを覚えてます」という裕弥の言葉と奇跡のように重なり合う。ひとは誰かと繋がり、記憶を託してゆくことによって、いずれ待ち受ける死を乗り越えてゆくことができる。古来から受け継がれてきたその営みは、なんと美しいのだろう。




















