ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う

ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う
ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う
若松英輔
亜紀書房
2023年9月22日
6件の記録
  • さくら
    さくら
    @saku_kamo_ne
    2025年5月24日
    言葉と向き合う人、言葉に救われたことがある人、言葉を紡ぐ人に読んでほしい。 人生が、いっぱいいっぱい詰まってる。 ✎︎____________________ 「生活と人生の接点で生きている」(p.6) ✎︎____________________ 「生活の次元では特別な意味を持たなかったある言葉が、闇から私たちを救い出すのである」( p.6-7) ひとこと。 たったひとこと。 辞書でひいた言葉ではなく、きちんと「自分のものになった」あの感覚。 自分だけの定義。 自分だけの言葉。 自分だけの世界。 けれどもそれが不思議と他のひとに共感してもらえたりする。 共感してもらいたいわけじゃない。ただわたし以外にも同じように感じるひとがいるという事実が驚きであり、悦びである。 しかしながら一方で、どの深さまでいけば他とはわかり合えないところにいけるのだろうという探求心がたしかにある。 ✎︎____________________ 「受け取る側は、同情と共感の差を鋭敏に感じとる。同情の眼は、相手に弱者の姿を見出すが、共感の眼は、弱者の奥にもう一度立ち上がろうとする勇気の姿を見る」(p.18) ここの表現が好きすぎる。 -------- 「本を読むとは、記されている内容を理解することよりも、人生の羅針盤になるような言葉と出会うことだった。一行、あるいはひと言でもそうした言葉に出会うことができればそれでよかった」(p.20) 読みながら泣いちゃいそうになる。 ✎︎____________________ 「「ひとり」のときを生きるとき、人はそれまで見過ごしてきた、さまざまなものに出会い直す」(p.35) ✎︎____________________ 「本当の意味で「書く」ことが行われるとき、私たちは、そのことによって自分が何を考えていたのかを知る」(p.38) 書く行為でしか得られない何かがある。絶対に。
    ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う
  • 完全にタイトルに心を掴まれた。どうか私の欲しい言葉と出会えますようにという願い。本の帯に、"言葉の処方箋"という言葉が書いてあった。この言葉すごく好きですね。
  • Yooki
    Yooki
    @ange__blanc
    2025年3月19日
    お守りみたいな本。美しい文章
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年3月15日
  • Sasao
    Sasao
    @86bunko
    2025年3月6日
    タイトルに惹かれて購入読了。 若松英輔さんは、『本を読めなくなった人のための読書論』がお気に入りです。言葉を大切にされる方です。
  • 小鳥美月
    小鳥美月
    @k_d_m_book
    2024年3月15日
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