カテリーナの微笑
10件の記録
ラーレ@lale_chabok2026年9月15日読んでるコンスタンティノープルの陥落の時代と被っている歴史小説と聞き、メフメト二世の出番があるかもしれない?と読み始めてみたオスマン帝国オタク 本業歴史学者の筆者というのが納得の注釈の嵐!とても勉強になる!!初めて知ることがたくさんある!! とりあえず目当てのコンスタンティノープルに辿り着かなければ…と第4章のヤコモまで読んだが、陥落前にカテリーナは離脱しそうな雰囲気!!まあレオナルド・ダ・ヴィンチの母になるためには仕方ない ビザンツ皇帝はコンスタンティノス11世の兄貴ヨハネスの時代で、フィラーラ・フィレンツェ公会議に行って帰ってきてばかりのようだ。これではミストラに寄港して弟のデメトリオスやゲオルギオス・プレトンにワンチャン遭遇できたらええなレベル。 それでも歴史小説としてかなり面白く感じながら読んでいるので、最後まで頑張って読もうと思います 歴オタの感想を書くと、チェルケス人が実態としては12氏族もいる感じで男は強い戦闘民族もいたこと、第4章のヤコモの勘定記録がかなり興味深かった。 歴史に名を残せない庶民にとってはこの帳簿の数字こそが唯一の存在の証と言われると、確かにそうなんだよなあ…と切なくなった。 チェルケス人女奴隷はオスマン帝国ハレムでも人気だったわけだが、後にメフメト二世のゲディク・アフメト・パシャがカッファ制圧したおかけで供給が更に容易になったのかと今さら気づき納得。ドラマのゲディク・アフメト・パシャの嫁がチェルケス人女奴隷だったら業を感じて良いな…と思うなどした
文箱@hubaco2026年7月20日読み終わった@ 電車同作家の新刊『シビラの書』を読む前に積んでいたこちらを。 カフカスの山の部族の王女だったカティアが捕らわれて奴隷の身となり、流転の運命の末にヴィンチ村で出産し、長じた息子レオナルドがルネサンスの天才芸術家となるまで。 怒涛の展開に中近世ヨーロッパの圧倒的ダイナミズム。おもしろくてどしどし読んでしまった。ただ、随所に散りばめられた作家の女性観に違和感がどんどん強まる。カテリーナはまさに聖母マリア、となればレオナルドは当然神の子。性奴隷となった女性を扱う能天気な手つき。「より優れた(血)」などと言ってしまう優生思想。処女信仰(いろいろ言い訳されているが)も女体へのフェティシズムも自覚がないだけに気持ち悪い。 本業が小説家ではない人なので語りの手法の拙さなどはまあ許せるんだけど、内面化された女性蔑視はどうにも受け入れ難い。ついでに言うと近年のみすずのイタリア文学はけっこう癖強めですよね?











