極楽征夷大将軍
8件の記録
りら@AnneLilas2026年5月21日読み終わった聴き終わった日本史南北朝時代@ 電車第169回(2023年上半期)直木賞受賞作。 7月からの逃げ若アニメ第2期に向けて聴いてみた。 とにかくまあ長かった…。オーディブルを60冊超聴いてきた中でぶっちぎりに時間がかかった。 そもそも逃げ若をきっかけに南北朝時代に興味を持ったので、逃げ若と相互補完的に足利派閥側からこの時代を見ることができて面白かった。 主要な人物はもれなく逃げ若にも出てくるので、逃げ若の作画のまま脳内再生されてイメージしやすかった。どちらにせよ主たるネタ本は『太平記』なわけだから、キャラのぶれもあまりなかった。唯一明確に違うと思ったのは高師直かな、逃げ若の方が悪役としてキャラが立ってる。 極楽征夷大将軍=タイトルロールこそ足利尊氏だけれど、視点人物は弟の直義と足利家執事の高師直の2人で、実質的な主役は直義のようだった。 尊氏は源氏の棟梁という家柄と愛嬌と戦の才だけで成り上がってしまったどうしようもない人で、直義と高師直のどちらかが欠けていたら絶対に天下人にはなれていなかっただろう。直冬を認知しなかった挙句その2人に尻拭いさせるくだりとか、本当に情けない。 足利家の庶子として放任状態で育った子供時代から後醍醐天皇との攻防、観応の擾乱を経て尊氏・直義兄弟の死まで描かれているけれど、やはり観応の擾乱のあたりが因縁が因縁を呼ぶ内戦状態で、もっと知りたくなった。 ちなみに逃げ若のタイトルロールこと北条時行は本書では中先代の乱のあたりで名前が出てくるだけで、それ以外は当然だけど言及なし。 これを読んでますます南北朝が気になったから、忘れないうちにまた何かしら関連書籍も読みたい。 オーディブル2.15倍速。
村雨菊@carameltomato1900年1月1日かつて読んだ長かったけど、何を考えているのか分からないとされる足利尊氏の人物像が考え抜かれているので、面白かったし、読んでよかった。直義とのエピソードは心を揺さぶられる。室町時代からいかに戦国時代に繋がるかというのも勉強になった。




