薬物戦争の終焉

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- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月13日読んでほしい仕入れますエニタイムで準備運動中にテレビをちらっと見たら、現役医師が原作小説を書いてるドラマで薬物使用者が犯人として描かれていたのだけど、その描かれ方があまりにも「テンプレ」すぎて偏見の助長が甚だしく、非常に腹立たしい。「薬物はだめだよ、ぜったいに(だって薬物はヤバい人が使うものだし、使ったらヤバい人になっちゃうから)」と思っている人ほど読んでほしいです。 先ほどインタビュー動画も更新されましたので、動画だけでもぜひ。薬物問題にかぎらず、さまざまな問題に繋がってくる話です。 「ダメ。ゼッタイ。」その思い込みこそ、ダメ。ゼッタイ。——『薬物戦争の終焉』監修・松本俊彦さん、訳者・片山宗紀さん インタビュー https://youtu.be/jtgTIXc3u2E
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年4月20日インタビューします「本チャンネル」にてインタビューをするためゲラを読みました。 「薬物ダメ・ゼッタイ」系の啓発がまったくもって的外れなありかたで、むしろ我々の健康や自由を損わせている、ということが理論と実践をもって示されている1冊。本書を読んだあとには、薬物に対するダメ・ゼッタイ系の認識が持つ暴力性、あるいは他人事感のようなものを自省することになるはず。本書の主張はアメリカにおける人種差別を根底に置いたものでもあるけども、日本でも同様のことは生じている。訳者と解説者の2人に、本書をきちんと読みとくために必要な補足をしてもらえるインタビューにできれば、と思います。 刊行は5月中旬です。