塩一トンの読書

塩一トンの読書
塩一トンの読書
須賀敦子
河出書房新社
2014年10月7日
9件の記録
  • DN/HP
    DN/HP
    @DN_HP
    2025年11月1日
    「これとこれとは、繋がっていない。そう、漠然ときめてかかっていたものがふとした発見、ほんのすこし、自分がそれまで立っていた場所をずらすだけで、風景があたらしくなることがある。」 たしかに。最近もそんな話をしましたね。それは自分だけにみえるものだったりすることもあるけれど、あたらしい風景をみることもそれを物語ることもとても楽しい。 「記憶のなかの本。むかし読んだ本を、まるで反芻するように思い出して、一日のふとした時間のなかで、その感動にひたることがある。」 これもある。その内容というか素晴らしい本を読んだという感動の記憶から、そのときのシュチュエーション、思索や想いまでが湧き上がる。漏れるため息とともにその感動にひたる。それはまた次の機会に思い出される記憶になって、LIFEも物語も続いていく。 素晴らしかった”課題図書”「供述によるとペレイラは」の翻訳者の読書、本についてのエッセイ集に何度も頷いた。本の読み方に“正解”なんてないけれど、ああ、あの読み方も間違ってなかったなと思ったりもして。 その本を手に取ったエピソードから語られる読書日記は勿論、あらすじを詳細に追っていったり、文体から小説を読み解いていく文章でも、彼女の物語も同時に、というかそのものとして語られる。本を読むことで思い出される記憶、湧き上がる感慨。本と読み手の間にうまれる物語。本について書くということは、つまりはその物語を語ることでもあるのだ。とやはり思って、また別の本からの言葉も思い出した。 「文学を語ることはわたしたち自身の人生を語ることなのだから」 最初に読んだときは少し大袈裟かもと思ったあとに納得したラインも、今では間違いないと思っている。
    塩一トンの読書
  • りな
    りな
    @ainnaquartz
    2025年10月18日
  • かおりん
    @mokemokeko7
    2025年10月13日
  • りな
    りな
    @ainnaquartz
    2025年10月12日
  • あつこ
    あつこ
    @atsuko_books
    2025年6月22日
    知人からのおすすめ本
  • ゆい奈
    ゆい奈
    @tu1_book
    2025年6月21日
    手帳の隅にタイトルだけ書いてあった。どこでなにをみて読みたくなったのか、わからない。そういうことも記録しておくべきだと、今、記しながらおもう。あとからみたとき、なんか楽しそうだし、読みたい〜ってなりそう。
  • 誰荷
    誰荷
    @dqrekq
    2025年5月20日
    大好きな須賀敦子のエッセイ集、というか書評集のようなもの。再読。やっぱり良い。言葉の使い方に憧れる。エッセイの名手、だと私は思うなぁ。
  • 青布団
    青布団
    @ofton_ofton
    2025年5月4日
  • 青布団
    青布団
    @ofton_ofton
    2025年5月3日
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