空から森が降ってくる

空から森が降ってくる
空から森が降ってくる
小手鞠るい
平凡社
2019年9月6日
3件の記録
  • 湯
    @funauta
    2025年8月11日
  • acco
    acco
    @aco_spc032
    2025年5月30日
    小手鞠るいさんのエッセイ。 小説は未読だが、タイトルと表紙に惹かれて借りた。 森を、動物を、植物を、人を。 あらゆるものに心を寄せている人だと思った。 私も植物や動物が好きだが、この人には遠く及ばない。 こんなふうに心を豊かにして生きたい。 物語を生み出せるくらい、あざやかに。 ニューヨークといえば、大都会の印象しかなかった。 郊外はあんなにも長閑な自然に溢れているのか! 登場する植物や動物はみんなアメリカの名前で呼ばれているので「これはなんだろう?」と調べながら読んでいると、ページが進まない。それもまた楽しかった。
  • あこ
    あこ
    @jt-aw05246-888
    2025年4月24日
    ✍️野の花を食べられてもなんとも思わないのに、なぜ、睡を食べられたらくやしくて、恋しいのか。延々と考えつづけていた日々もあった。 私の導き出した答えは「私が植えた」の「私」だった。私は睡蓮を通して、自我に執着しているのである。その証拠に私は、見知らぬ人の家の池の睡蓮が食べられていても、なんとも思わない。むしろ「どんどん食べたらいいよ、好きなだけ」と思っている。自分の家の睡蓮だから、食べられたくない。私の家の、私の植えた睡蓮だけは、食べてもらいたくない。 223 若くて元気なりんごの木がたくさん、豊かな実をつけるのではなくて、その逆。死にかけている老木の方が、美味しい実をたくさんつけるのだ、と。それは、木が生き残りをかけて必死で生らせている、命の実なのである、と。 53
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