物の見方・感じ方が、やはり味わい深い。日記は1行の日も、1ページ以上の日も、書いていない日もあって、その自由さがいい。私も日記再開しようかな。 夫さんとのやりとりがかわいくて、何度も悶えた。

古書店「深海」で深夜に開かれる読書会。読書と読書会を通じて、自分と人生に向き合う参加者たちを描いた連作短編集。 深夜の古書店という非日常感が素敵。課題図書が実在しそうなリアリティで、思わず検索してしまった。 前向きになれる読後感。

歴史×確率論。明智光秀の生き様。 算数苦手で高校数学は赤点だった私でも楽しく読めたので、安心してください。 京の辻で賭博をする僧・愚息。腕の立つ兵法者・新九郎。そして明智光秀。この3人の掛け合いがいい。 十兵衛ぇー涙

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の著者の読書エッセイ。 まず目次を見てほしい。本を持ち歩く、本に線を引く、本とお酒、書店、図書館、電子書籍、併読、書評...ワクワクするテーマにきっと心惹かれるはず。 ハッとして共感する言葉もいっぱい。

わたしたちは、もっと速く読むために、ではなく、もっと多くのことを感じるために本を読むのだ。(p116)

もし一冊の本を読む前の自分と読んだあとの自分が少しでも変化していたなら、たとえその本を読んだことすら覚えていなくても問題ないのだ(p40)