丘の屋敷

丘の屋敷
丘の屋敷
シャーリ・ジャクソン
渡辺庸子
東京創元社
2008年10月10日
6件の記録
  • 梓
    @haineko
    2025年9月11日
  • ランタナ
    ランタナ
    @lantana26
    2025年9月11日
  • 解説によると、あの『シャイニング』に影響を与えたとされる一冊らしい。読み始めた頃に知り、その時はいまいちピンとこなかったが、読み終えた今では納得だ。 母の介護に時間を費やし、友だちは1人もいない孤独なエレーナ。母が亡くなった今、姉家族の家に同居しているがそこに居場所はない。長年積み重なった無力感と絶望感のなか、一抹の希望を胸に家を飛び出し、彼女の旅が始まる。そして、『旅は愛するものとの出逢いで終わる』。
  • 80ページあたりで止まってしまっていたのを再開する。 字が小さめでちょっと読みにくい。 同じ作者の『ずっとお城で暮らしてる』はすごくおもしろくて一気に読んでしまったので、これにも期待。
  • 気持ちが悪くなるなるほどに、歪んだ屋敷と共鳴してしまった孤独で不安定なエレーナに自分自身も感化されてゆくようだった。 ネルと同じく心霊現象は怖くはなく只管にネルの焦燥感や哀しみ、途方の無さを汲み取ってしまった。 シャーリイ・ジャクスンが魔女だと言われている理由が分かる気がする。読めば自分の中の闇を露わにされ深い孤独感に陥る。ここ数日厭な夢を見たり。それでも読むのをやめられず、導かれる様に読了。
  • luli
    luli
    @azoth-shark
    2025年3月6日
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