丘の屋敷

6件の記録
- 無重力くらげ@NoGravityJelly2025年8月27日読み終わった解説によると、あの『シャイニング』に影響を与えたとされる一冊らしい。読み始めた頃に知り、その時はいまいちピンとこなかったが、読み終えた今では納得だ。 母の介護に時間を費やし、友だちは1人もいない孤独なエレーナ。母が亡くなった今、姉家族の家に同居しているがそこに居場所はない。長年積み重なった無力感と絶望感のなか、一抹の希望を胸に家を飛び出し、彼女の旅が始まる。そして、『旅は愛するものとの出逢いで終わる』。
- 無重力くらげ@NoGravityJelly2025年8月18日読んでる80ページあたりで止まってしまっていたのを再開する。 字が小さめでちょっと読みにくい。 同じ作者の『ずっとお城で暮らしてる』はすごくおもしろくて一気に読んでしまったので、これにも期待。
- シモン@yansimon071103202025年7月13日読み始めた読み終わったまた読みたい気持ちが悪くなるなるほどに、歪んだ屋敷と共鳴してしまった孤独で不安定なエレーナに自分自身も感化されてゆくようだった。 ネルと同じく心霊現象は怖くはなく只管にネルの焦燥感や哀しみ、途方の無さを汲み取ってしまった。 シャーリイ・ジャクスンが魔女だと言われている理由が分かる気がする。読めば自分の中の闇を露わにされ深い孤独感に陥る。ここ数日厭な夢を見たり。それでも読むのをやめられず、導かれる様に読了。