十五の夏 上

7件の記録
- つばめ@swallow32025年7月19日読み終わった旅行記読むのが元々好きだけどこの本は特に面白いなって思う! 50年前の海外旅行という今とは全然違う旅行の仕方、規則もおもしろいし、東欧っていう中々普段馴染みがない国に行くというのもおもしろい。 読んでて色々とへー!ってびっくりしたことがあったけど、特に印象に残ったのは下記の内容。 ・入国する時に社会主義と資本主義の国で分けられて入国審査される。 ・ワルシャワでは第二次世界大戦で壊れた街のレンガ1つ1つをそのまま使って街を復元していた。 ・ソ連製の製品は新製品は壊れやすいので、古いモデルを買う。 ・ヨーロッパの人からすると日本は敗戦国なのにハイパーインフレが起きないのは珍しい。 ・社会主義国では凶悪事件は"あってはならない"ことなので起きても報道されず、資本主義の国で起きた凶悪事件は報道される。 ・佐藤さんがソ連に入ると油とかインクとか色々なものが独特な匂いがすると言っていたこと。 ルーマニアで指定席券がなくて電車に乗れないってなってる時に、乗客の人が一生懸命車掌に掛け合ってくれてる場面で、見ず知らずの外国人にめっちゃよくしてくれる姿にグッときた。