ナショナル・ストーリー・プロジェクト 2
18件の記録
数奇@suuqi2026年8月23日読み終わったオースターがラジオで選んだ実話の数々。②では「戦争」「愛」「死」「夢」などをテーマにまとめられていて凄惨な話から心温まる話まで様々で、たった2,3ページのエピソードに人生が詰まりすぎている。奇跡的な話が多い中、最後の「瞑想」の章はオチもなく何も起こらない話がまとめられていて、これもまた印象深い。特に『海辺』という話はちょっと凄かった。名著です。



松田茉莉@cotomato2025年9月5日買った読み終わったオースターが亡くなった頃にそういえばずっと読みたかったなと思ってⅠ,Ⅱを買って今日ようやく2冊とも読了。半年に一冊ペースで主に診察の待合で読んでた。この本が出た時期は同時多発テロの直後でなんと2日後。ナショナル・ストーリー・プロジェクトと名付けたアメリカの無名の人々の実話。このプロジェクトに込められた思いが意味あるものであるように、揺れ続けるアメリカを複雑な思いで眺める。




DN/HP@DN_HP2025年3月19日心に残る一節再読「瞑想」というチャプターの最後、本編自体の最後に収められた「ありきたりな悲しみ」はエッセイとしても短編小説として読んでも完全に素晴らしい。巧みに書かれた、ラジオに寄り添われて喪失から立ち直ろうとする話がラジオから生まれた本の最後に収められている、というのはわざとらしく出来過ぎな構成な気もするけれど、それもまたひとつの「本当におきた話」として素敵なことだと思いたい。 「ラジオの音は私たちの守護天使だ。遍在しつつも慎み深い。我々があれこれ用事を足して動き回るなか、我慢強くついて来てくれる。その粘り強さが、どんなに突然で辛い孤独も慰めてくれる。私たちの心と、遠く離れた壁との隔たりをそれは和らげてくれる。こんなふうにラジオは寛大であり、孤独な人たちには寛大さが必要なのだ」












