ホテル・カイザリン

ホテル・カイザリン
ホテル・カイザリン
近藤史恵
光文社
2023年7月20日
5件の記録
  • 栞
    @shiorinna
    2025年12月4日
  • 読み終わると、心がざわざわしていることに気づく。八つの短編集で、穏やかなものから、イヤミスらしい後味が悪いものまで、様々な物語が紡がれている。 近藤史恵さんは、人間の細やかな心理描写が上手な作家だと思っているのだが、この短編集では、それが堪能できる。ストーリーが端的なのも、短編集ならでは。 『ふいに思った。たぶん、走ることは祈りに似ている。身体の隅々まで酸素を行き渡らせて、身体を透明にして、祈る。          "金色の風"より』
  • 佳穗
    佳穗
    @_can_libra
    2025年7月8日
  • 桜
    @sakura_451
    2025年5月10日
    どれも『世にも奇妙な物語』とかでドラマ化しそうな、やや不穏な物語の短編集。 個人的に「未事故物件」はドラマで観てみたい。ちょっとコミカルな要素を入れて、不穏さとの強弱を映像で体感してみたい気がする。 ラストの「老いた犬のように」は、こういう人多いのでは…という気持ち悪さがリアルで印象的だった。実際のところ、どれが真実なのかも第三者には判らない話だと思うけれど、「悪気はなかった」とかで曖昧にされた被害者は多いと思うので、悪気があろうがなかろうが加害したのは事実だろ、という部分はリアルでも徹底してほしい。 物語として興味深かったのは『孤独の谷』。何度かページを戻って読み返してしまった。
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