神と黒蟹県

13件の記録
- annamsmonde@annamsmonde2025年8月11日読み終わったどこにでもありそうで どこでもない田舎町に、こっそり ひっそり 神様がいる という面白さ。 人類への興味でいっぱいの神様と、県民それぞれの視点がかわるがわる語られることで、黒蟹という土地に奥行きが出て 味わい深い読み心地になっていました。手作りのお弁当や餅つき大会に驚き、「魔法みたいだな」と言う神様が愛おしい🥹
- みずかり@mm_calling2025年6月20日読み終わった架空の地方都市の話。淡々としたユーモア、軽やかな読み口。 私は「地元を愛して地元で完結するみたいな人生」から逃げて生きてきたけど、メンタルで休職してからは自己責任社会の限界をひしひしと感じて、身近な人との繋がり・繋がれるコミュ力を大切に養わないとな〜と思っている。お金よりも。 作中の、赤い髪の男の生活の尊さが分かるようになった
- 一日一菓@mijouter2025年4月29日読み終わった架空の黒蟹県で暮らす人たちと神の物語。 架空の植物、架空の方言、架空の食べものなどに時折、実在するものが入り混じる、虚構の世界。あれよあれよという間に読み終わり、現実世界に引き戻された。
- はぐらうり@hagurauri-books2023年12月11日読み終わったずーっと何かを連想させているような、でもそうではないよと言われているような、ある種挑戦的な連作群。唐突に、小さい頃によくやったプールの中の宝探しを思い出した。神が、本当に日本のどこにでもいる神のようで、ほっこりする。良い小説だった。