奇跡のリンゴ
8件の記録
繁栄はん@han-ei-han2026年7月4日読み終わった借りてきた引用 暗い夜道を米と味噌の袋を下げてとぼとぼと歩く年老いた母親の気持ちを考えると、胸を掻きむしりたくなった。 自分はいったい何をしているのか。 何のために、こんなことを続けているのか。 ノンフィクションの絶望から紡ぎ出された言葉は本当に重かった。 前人未踏のことを成し遂げる時、多くの困難や周囲の反対へのプレッシャーがあることがよく分かる。しかし、私は、んなもん言わせとけほっときゃええねんと思っていたが、彼は陽気さや朗らかさでカバーしていた。 とても学びになる本だった。
rs_specialsauce@rs_specialsauce2026年5月14日読み終わった奇跡のリンゴ。 そう呼ばれるリンゴを育てる、青森のリンゴ農家の木村さんを描いた本です。 100%不可能と言われていた、無農薬でリンゴを育て上げた方です。 知性もあり、勉強熱心で、機器にも強い木村さんが、家族のために、そして家族も犠牲にして、村の方々にも見捨てられながらも、無農薬でのリンゴ農業に一心不乱に取り組みます。 すべてのリンゴ畑が枯れた後で、苦労して苦労して、命を捨てる覚悟もして、そして9年ぶりにリンゴの木に花が咲きほこった描写では、思わず涙が出てしまいます。 そこまでの苦労をしっかり長く描く本の構成も、読者にも苦労が伝わり、なかなかぐっときます。 頑張ったのは人ではなくてリンゴの木、主人公はリンゴの木だと、自然や農業の本質を伝えているようで、とても心に残る本でした。



