狩りの思考法

狩りの思考法
狩りの思考法
角幡唯介
清水弘文堂書房
2021年10月29日
4件の記録
  • 乖離
    乖離
    @karu
    2026年9月12日
    ナルホイヤ論。 今、この瞬間の世界をみて生きる。 未来予期はせず(できず)判断を保留する。 ネガティブケイパビリティとかにも近い……?
  • 乖離
    乖離
    @karu
    2026年9月4日
    極夜の中で光とは未来予期である、記述を読んで思い当たった卑近な例。 昨日読んだWEB記事のサイトでは、スクロールバーがなくて、いつまでこの記事が続くのか不安になった。 仕事でも明確な終わりが無い作業はつらい。eラーニングとか、書面の提出とかはやれば終わるタスクはどんなに面倒くさくても、やれば終わる。貯めているとつらいけど。手つかずの仕事が貯まると、それが終わるまでの時間やイメージが遠のいていくので、同じことなのかもしれない。 p.81 極夜の探検で私は、暗くて見えないというむき出しのカオスと直面した。そして光がほしいと心から切願した。ということは、真の現実はあまりに不確実で先が読めないので通常の人間の精神には耐えられないということだ。耐えられないので光を欲しがる。光とは未来予期のことであり、未来予期こそ人間の心が本源的に安らぐことのできる存立基盤である。
  • ハム
    ハム
    @unia
    2025年6月17日
    極地を探検することで自分と向き合い、また、イヌイットの理解に努める姿勢には多くの気づきと学びがある。 イヌイットが言う「ナルホイヤ」的な生き方は、まさに近代化された現代人が心に留めておくべき価値観なのだと思う。 未来なんてわからないのにわからなくて怖くて未来予期という光を求めてしまう。 未来予期という仮象を生きるのではなく、真の現実を生きたい、それくらい生きることに執着する姿勢があっていいと思った。 〈人間が本当に生を実感できるのは、じつはわれわれがなるべく目を背けようとしているそのカオスたる真の現実のほうなのではないか。〉 ピダハンにも同じような考え方があったけど、本当に先進国やら文明人というのはなんなのだろうと思ってしまう。 目先の利便性に幸せを極振りしたところで文明人は闇(病み)だらけ。 イヌイットたちもその進んだと言われてる文明に侵されている様子が見られるけど、彼らの文化や価値観には明らかに我々とは異なる「生」がある。 角幡さんほんといい文章を書くなぁと思う。
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