バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)

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- ごりやん@goriyan2025年9月5日読み終わった8/10点 映画が始まったら再販されるだろうなと思いつつ、古本屋で見つけられたので即購入した。 本書はいわゆるデスゲームものであるが、現在ではかなり多くの作品が存在するが、当時としてはかなり斬新だったのではないだろうか。 また、現在のデスゲームものでは知略を駆使して相手を蹴落とすカタルシスを重視するものが多いが、この作品での登場人物はひたすらに歩くのみであり、登場人物の命の煌めきに焦点を当てているのが特異的だと思う。 単に歩くだけなのに、400ページ以上も読ませてしまうのは、さすがのスティーブン・キングといったところだろう。