うれしい近況

14件の記録
- さおり@prn9909082025年9月14日読み終わった一気に読んでしまうのがもったいなくて、毎日少しずつ少しずつ読んでいた.ひとつの短歌を読んだとき、浮かんでくる風景はわたしのよく知っている日常や生活の風景や記憶の片隅にある場面で、だから強く「わかる」と思ってしまう.写真なんだな、と思った.言葉のファインダー越しにその人がきりとった世界を見せてもらっている.「特別な日」なんてどこにもなくて広がるのは日常のくだらなさやありふれたやり取りで、でも、その切り取りかたでしか見ることの出来ない煌めきや温度がある. 「I wanna be your プレーンな星 金型が100円ショップにもあるような」という短歌がとても好きです.
- 萌@macmac_03152025年5月27日読んでるザ・花鳥風月だねと言うどこがザなのかわかるひとといるから(p.85) 裾がいい服を着ていく今日たぶん俯きがちばわたしのために(p.90) 私がきちんと愛したいひとを知る方法、私が私を愛するための方法
- 萌@macmac_03152025年4月17日読んでる甲府の本屋さんで泣きそうになりながら連れ帰ってきた歌集。 「誰だろう毛布をかけてくれたのは わからないからしあわせだった」 夜遅く、しょぼついた気持ちで帰宅すると、社会人になったばかりの妹が電気点けっぱなし、布団もかけずに爆睡していた。居間に放り投げている私のブランケットを(一応匂いを嗅いで大丈夫そうだったので)腹にかけてあげた一瞬、愛しの感情が全ての負の感情を消し去ってとっても驚いた。この本が頭をよぎったので、引っ張り出して読む。