アメリカ名詩選

アメリカ名詩選
アメリカ名詩選
亀井俊介
川本皓嗣
岩波書店
1993年3月16日
5件の記録
  • 課題本で読み始めたところです。英語と日本語を行ったり来たりすると時間がかかるので、少しだけメモしておきます。 まず、ディキンソンの的確な表現にびっくりしました。great painの後にa formal feelingがcome するっていうのは、唸らされました。生きるって、そういうことですよね。 あと、メルヴィルも良いです。pilot fish がliquidly glide on his ghastly flank するっていう詩行の、単語も発音も分からないけど、かっこよさですね。男の子向けって感じです。金子光晴さんを思い出しました。 ホイットマンの無双ぶりも良い(笑) 時間が掛かりそうなので、早めに図書館で借りてよかったです。 課題本だと読書の密度が全然違いますね。
  • ニック
    ニック
    @moranis
    2025年9月23日
    どの詩も良いけど、好きな詩の一つは ジョン・アシュベリーの「若い王子と若い王女」。夢の中や現代のおとぎ話のような美しい詩。大人になって思い出す青春のラブストーリーにも思えた。 grass「草(の葉・ホイットマンの詩集)」、crow鴉(ポーの詩「大鴉raven」)の詩句の連想もした。
  • tetsuoji_
    tetsuoji_
    @tetsuoji_
    2025年3月6日
     対訳形式になっていて、見開き左側に原文、右側に日本語訳が載っている。英語の原詩でどういう言い回しがされてるかがわかって面白い。脚注も丁寧でありがたい。  ヨーロッパより歴史が浅く、(英文学ではなく)英語文学としてどうしてもイギリスを追う形になるアメリカ詩。そのアイデンティティがどのように形成されてきたかが実際の作品を通してわかる良い詩集だと思う。
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