

ニック
@moranis
リプライ大歓迎🎵
文学、お笑い、洋楽ロックが好きです。
感想は拙いかも💦
好きな作家は、安部公房、椎名麟三、ルイス・キャロル、ジェイムズ・ジョイス、フラン・オブライエンかなぁ。。海外文学を主として、色々と好きです。
よろしくお願いします。
- 2025年9月23日アメリカ名詩選亀井俊介,川本皓嗣かつて読んだ読書会課題本どの詩も良いけど、好きな詩の一つは ジョン・アシュベリーの「若い王子と若い王女」。夢の中や現代のおとぎ話のような美しい詩。大人になって思い出す青春のラブストーリーにも思えた。 grass「草(の葉・ホイットマンの詩集)」、crow鴉(ポーの詩「大鴉raven」)の詩句の連想もした。
- 2025年9月23日プリティ・モンスターズケリー・リンク読み始めた短編集。 冒頭作品の「墓違い」 とぼけた日常感覚のある奇想。 気まずいブラックユーモア。 でも、可愛くて爽やかな感じがした。 なんか江戸の奇想・お化けの浮世絵を観たような勢いと詩情を感じた。 フフッて噴き出す箇所結構あったよ。
- 2025年8月30日20世紀ラテンアメリカ短篇選野谷文昭読み始めた今、冒頭のオクタビオ・パスの「青い花束」を読み終えたところ。 怖かった…。歴史的意味もあるのだろうが、それは僕の知識不足でわからず…。 前半は虫の声や、星が輝き、息づく夜の風景が美しかった。ポール・デルヴォーの絵が思い浮かんだ。 だが後半になると、穏やかな、やさしい声で、「青い目の花束が欲しいんだ」と言って山刀で主人公の目を抉(えぐ)ろうとする小柄できゃしゃな男が出てきて怖い。悪夢だ。 男は、人間か幽霊かわからなかったけど。 その男の気弱な感じが逆にリアルで怖かった。
- 2025年8月29日翻訳する私ジュンパ・ラヒリ,小川高義読み終わったイタリアに移住した英語作家ジュンパ・ラヒリが、英→伊語、伊→英語など翻訳を通して得た経験と思考を書いたエッセイ集。 不正確な僕の引用だが、翻訳とは、変身であり、新しい自己の発見、拡張である。という事が繰り返し書かれていた。 翻訳をアマチュア的にやってる自分に励ましと勇気を貰った気がした。ラヒリ、ありがとう。やっていこう。いつかトルコ語を勉強して、Oguz Atayの前衛小説を翻訳したいという遥かな夢が僕に出来た笑。 最後のエッセイが感動的だった。 死の近づいたラヒリの母が、花を指さして、「その花に宿ることにするーー」と言う場面。ラヒリは自分の血中を解毒するように流れているオウィディウスの詩の力を感じる。エッセイを書いてる今、亡くなった母を大地の植物たちすべてに翻訳する事ができるのだ。 他には、ラヒリが言及していたグラムシ、ドメニコ・スタルノーネ、オウィディウス『変身物語』(僕は今までアプレイウス『黄金のろば』と混同してた)を読んでみたいと思った。
読み込み中...