先月から、今月読み返したい本をピックアップして、読み返している。手元に残している本は、好きだったり気に入ってるものなので、本当は何度も読み返したい。けど意識しないと、つい新しい本、読んだことない本ばかり手に取る。 5月に読み返したい本に選んだものも何冊か読み返せた。やっぱり好きと思う本と、前は好きだったけど、もう手放してもよさそうな本とあって、やっぱりそれって読み返さないとわからないこと。 本は増える一方なので、わたしの本棚は常に今好きなものだらけにしておきたい。 ｢森ノート｣は堂々と好き！

気になっていた作家さんだったので購入して堪能した。酒井さんの絵は、ひたすら美しいだけでなく、どこか陰のあるアンニュイな世界観が魅力的だ。描かれている子どもたちの表情も、溌剌としているよりかは少し不安そうだったり物憂げだったりする。 文章は、酒井さんご自身が山暮らしの中で出会う多種多様な生き物への視点が静けさと温かみに満ちていてよかった。