新明解国語辞典 第八版 小型版
16件の記録
積読山脈@book_mountain2026年4月9日学び!かつかつ 頁284 下段 条件が最低限満たされるか満たされないかの状態に置かれる様子。 かつがつ【且つ且つ】 必要最低限の条件をかろうじて満たしている様子。 似ているけれど僅かに違うニュアンスの言葉が隣にあるのかという驚嘆。“かつかつ”を“かつがつ”の意味で使っている人も多そうに思える。これは語彙をひとつ面白く伸ばせた。
積読山脈@book_mountain2026年4月5日学び!きらきら 頁398 中段 A. 星や宝石などが美しく輝いて見える様子。 B. 希望や若さに満ちあふれ、その存在がまぶしく感じられるほどである様子。〔一回的な輝きの形容は「きらり」〕 ぎらぎら 頁398 中段 A. 光がまぶしく(どぎつく)目を刺激する様子。 B. 欲望などが、どぎつくむき出しに感じられる様子。〔一回的な作用の形容は「ぎらり」〕 似ているようでいて内実はまるっきり反対なふたつの擬態語が、こうも対比されるように書かれているところに芸術点を与えたい。この2語は隣同士にあるのだ。音から細やかな違いを感じられるのは日本語オノマトペの妙と言えよう。きらり・ぎらりにも言及されているのは流石国語辞典である。


積読山脈@book_mountain2026年4月4日学び!ストレス【stress】 頁818 上段 ❶外界から与えられた刺激が積もり積もった時に防衛反応として示す、生体の肉体上・精神上の不具合。「–がたまる/–を解消する」 ❷強さのアクセント。↔︎ピッチ ストレスが溜まるとよく言うけれども、それを辞書で調べたことはなかった。不具合が溜まる、と直接言い換えることはコロケーション上あまりなさそうだが、生体の肉体上・精神上の不具合で納得してしまったので別の表現が思いつかない。流石の新明解である。 ❷は音楽用語だろうか。ピッチは音やチューニングの高低という意味でよく使っていたが、ストレスは使っていなかった。


積読山脈@book_mountain2026年4月4日学び!ちじょう【地上】 頁989 上段 〔天上に対して〕❶人間が住み、動植物が生きる場としての地面(の上の空間)。「機体が–に降り立った/地下三階–三十階のビル/–茎/–植物」❷人間の生きる現実の世界。「–の楽園」 いつも籤で頁を決めているが、このページは意外と説明の難しい語がいくつかある。 “地上”は“地面”とただ同義というわけではなさそう。物体・そこにあるものとしての地面じゃなくて幾らかの文脈が含まれてこその”地上“と受け取った。 ❷の意は正直ピンとこない。地上の楽園の対義語はなんだろうか。

積読山脈@book_mountain2026年4月2日学び!せいすう【整数】 頁839 上段 〔数学で〕自然数と、零と、零から順に一ずつ引いて得られる数との総称。〔一未満の端数を持たない実数として特徴づけられ、整数という名称もこれに由来する。〕 負の整数の説明わかりやすいなと思うとともに、整数の説明に自然数という言葉を使ってわかるだろうかという不安も感じる。 言葉だけで納得できるよう説明するのも難しいよね。


積読山脈@book_mountain2026年4月2日学び!いえる【言える】 頁63 上段 〔「言う」の可能動詞形。多く「言えない」の形で用いられる〕言うことが出来る。「そうもー/あきれて物が言えない/一概にそうとばかりも言えない〔=断言はできない〕/うかつなことは言えない/何とも言えない〔=a どうなる(する)か、はっきり断言は出来ない。b どう表現したらいいか分からない〕」 [運用]「言えない」の形で、人間関係に配慮したりそれがタブーとなったりしていることが原因で、忠告したり話題に出したりできないことを言うことがある。例、「いくら親しくても、彼にもっといい服を着た方がいいなんて、とても言えない」 まず驚くのが、簡潔な意“言うことが出来る”に比して例文が非常に多いこと。“何とも言えない”についてはふた通りの意味を明記している。いつもふわっと使っているけど確かにそんな意味使用していると感心する。辞典編集者すごい。 もひとつ驚くのが、[運用]について特別紙面が割かれていること。慣用句のようなものか、“言えない”だけで直接的には想像しづらい運用方法だとは思うが、まさかそこまで記載してくれているとは。頭が上がらない。

積読山脈@book_mountain2026年3月30日学び!ひかん【被官】 頁1300 下段 ❶〔中世に〕御家人とか守護に直属した下級武士。 ❷〔近世に〕領主に隷属した農民。 国語辞典の説明で“とか”を使うんだなぁという驚き。 中世と近世で指す対象が変わるのも面白いところ。 読書にあまり時間を割けなくなっても、辞典抜粋くらいは続けていきたい。最早癒しの時間。過言かも。

積読山脈@book_mountain2026年3月29日学び!かんしん【関心】 頁327 中段 その事について自分自身に直接かかわりがあるかどうかに関係なく、無視するわけにはいかないと感じ、より深く知ろう(今後の成行きに注目しよう)とする気持ちを持つこと。 興味を持つ・成行きが気になる、という認識でいたが、それよりも程度が強いように感じる説明。 気持ちの強弱としては「興味<関心」になるのだろうか。
積読山脈@book_mountain2026年3月27日学び!さんすくみ【三竦み】 頁619 上段 〔ヘビはナメクジを、ナメクジはカエルを、カエルはヘビをと互いに恐れるところから〕三つのものが互いに牽制し合って、積極的に行動できないこと。 ナルトの三竦みってこの例から来てるのか。 昔はじゃんけんじゃなくて上記三者を手で表した虫拳なるものがあったらしい。
積読山脈@book_mountain2026年3月25日学び!さくぶん【作文】 頁592 上段 (何かの課題で)文章を作ること。また、その文章。〔体裁を整えただけで、本来記述されていなければならない事柄が書かれていない文章の意にも用いられる。例、「作文に過ぎない報告書」〕 後半部分がその通りなんだけどもなんだか胃がキュッとする説明でした。 作文ってそんなにレベルの低いことなのかと思ったが、前半の説明を見る限り文章を作れば作文になるのならそれはそうかと納得……うん。
積読山脈@book_mountain2026年3月24日学び!しそ【始祖】 頁645 上段 「元祖」の意の古風な表現。〔禅宗では、達磨の特称〕 元祖と丸々同じ意味ってことなんだろうけど、これって事典引き摺り回しの刑なのでは…?
積読山脈@book_mountain2026年3月23日学び!はなばなしい【華々しい】 頁1268 上段 行動などが人目を引き、よくぞここまでやったと高く評価される様子だ。 確かに悪印象には使わない語だけれども、正直前半の意味だけで使っていることが多いかな。
積読山脈@book_mountain2026年3月23日学び!どうぶつえん【動物園】 捕らえて来た動物を、人工的環境と規則的な給餌とにより野生から遊離し、動く標本として一般に見せる、啓蒙を兼ねた娯楽施設。 頁1101 下段 確かに動物園の動物って動く標本か…

