花に花言葉があるように、カクテルにもカクテル言葉がある。 物語ひとつひとつにピッタリなカクテル。どれも魅力的だが私はブルー・バードが飲んでみたい。 レトロな雰囲気と優しい物語だった。

古物商とスナックオーナーを兼業する曜、今日も依頼がやってくる。古いモノにまつわる物語と思い出を良い感じに調理する人情話。優しい感じでほろ苦さもあり、染み入る連作短編でした