いつかの人質
4件の記録
- 芝生@_k55y2025年11月5日読み終わった途中断念してからの再読し読了。 加害者側の背景をしっかり書いていて尚且つ事件を別角度の視点で見ることもできるので、混乱することなく一気読みしやすい。 人生はふとした瞬間にレールから外れてしまうのだろう。 どことなく報われず、救いのない誘拐。 人は皆、身勝手なのかもしれない。


橘海月@amaretto3192025年8月27日読み終わった#ミステリ3歳の時に、予期せぬ誘拐の被害者となった愛子。その時の事故で失明した彼女は中学生となり、友人とのライブへ出かけた先で再び誘拐され…。被害者が痛めつけられる様が微に入り細に入り描かれていて辛い。一方で、才能がない者への引導の渡し方も辛く、色々とやるせない話だった。 漫画家になりたいと言う割には、明らかに努力不足な人に対して、厳しくを超えて意地悪に言ってやりたいという気持ちもわからなくもない。でもこれは、その人の背景も含めての嫉妬もあるでしょ?とも。じゃあ死ぬほど努力しても才能がなく、環境に恵まれない人にも同じ事を言うの?言わないくせにとも。 この話の肝は「なぜ彼女は二度目の誘拐をされたのか?」で、そこがミステリのホワイダニットとなっている。ある台詞から早い段階で「もしかして…?」と気づいたものの、まさかそうではないだろうと思いたかった。だって、それは、それだとあまりにも救いが無さすぎる。






