オーデュボンの祈り(新潮文庫)

14件の記録
- 楓@s_caede2025年9月2日読み終わった城山という頭のおかしなやつがこわくって、どうかみんな殺されませんようにと震えながら読んでいたのだけど、途中であっこれは桜の植えた花の種の上で城山殺されますね?と予感してからは見事にその通りに話が進んで安堵というかすっきりしたというか😂 しかしそっちに気を取られ、この島に足りないものが音楽だってのには全然思い及ばずなるほどすげえ〜〜〜!!!そういうことだったのか〜〜〜!!!と感動いたしました 優午にも届いたのだろうか
- しおり@Kaffee58882025年4月1日読み終わった再読中昔から不思議の国のアリスが好きだった。 伊坂幸太郎先生の一作目を十年ぶりくらいに読んだ。やはり当初感じたように今回も面白いと感じた。再読すると、違うところに気がつくので嬉しい。(特に伊坂先生の場合、別作品の人物が出てきたりするのでここにもいたんだね、という気持ちにさせられる。) 冒頭の不思議の国のアリスの話に戻るのだが、再読してみればそういえば不思議な場所に気がついたら辿り着いているところや、「ウサギ」などや「桜」などはアリスを踏襲しているのではないか?と思い至った。さながら、現代版アリスではないかと思うのだ。ぜひ、アリス好きは読んでほしい。ついでに安部公房の壁もアリスっぽいので読んでほしい。