風に舞いあがるビニールシート

15件の記録
- tukiko@torori02082025年8月6日買った読み終わった「カラフル」を読んで、森絵都さんの作品がもっと読みたくなって購入! 表紙からもう、心つかまれてる。 ----- あっという間に読了。 6つの短編小説で構成されていた。 自分以外の人生は生きられないけれど、この本を通して、6つの人生を擬似体験したような感覚になる。 どのお話の主人公、および登場人物たちも、自分の信念や譲れない思いをもち、日々を懸命に生きていた。 苦しかったり、迷ったり、葛藤したりはある。けれどもそれでも、自分の人生を投げ出そうとはしない強さ、前に一歩進もうとする勇気があれば、どんな人生も輝きを放つのだ、ということが伝わってきた。主人公たちのその後の物語を応援せずにはいられない。 そして私も、日々を懸命に生きたいと思う。譲れない、大切な思いは何かあるだろうか。それらを守りながら、惰性じゃなく、一歩前に進む気持ちで生きているだろうか。問いたい。
- ちょこれーと*@5_ogd2025年6月20日読んでる第1編 -器を探して- 『「食」とは人類に最も手近な、そして平等な満足と幸福をもたらす賜りものであると信じている』 食べることは生きることだ、と何かで読んだことがある。それを見たとき本当にその通りだなと思った。食べなければ生きていくことはできない。 食材の金額とか個人の好き嫌いはあったとしても、食べることで幸せを得られることは変わらないのかもしれない。 自分の信条とか価値観を分かってもらえないのは寂しい。他の人にとっては「そんなこと」でも自分にとっては大事なこと、誰にでもあると思う。「そんなこと」なんて、蔑ろな言い方しないでほしい。 自分が上手くいかないことに対して周りも引きずり下そうとする上司。自分の物差しでしか物事を測らない恋人。 こんな人たちが周りにいたら嫌だ! でもよくいるよね、こういう人たちって。 ずっとそばにいたら自分が消えてなくなってしまいそう。判断能力が鈍りそう。
- ちょこれーと*@5_ogd2025年6月19日買った表紙の空の写真と言葉に惹かれて思わず買ってしまった。 『がんばれと誰かに言ってほしかったのかもしれない 今までよくがんばってきたと、ほめられたかったのかもしれない』 森絵都さんの御本、話題ではあったしずっと気にはなっていたけれど手に取ってみたの初めてだ。読むの楽しみ。