緑の霧

6件の記録
- まく@maku2025年8月25日読み終わった表紙の絵に惹かれて読んだ児童文学。 家族代々営むルバーブ農園に異変が起こり始めた。農園を誰よりも愛す11歳の末娘ポリーが危機を救うのに奮闘する。動植物と話せるポリーが様々なヒントを得て伏線が回収されていくのが爽快だった。
- fuyunowaqs@paajiiym2025年6月30日読んだ植物や昆虫と対話できる少女と、その家族の物語。 魔法と科学の境目があいまいで、ファンタジーというよりは児童向けのマジックリアリズム小説のようだった。強引な展開もあったけれど、主人公に応えてくれる草や虫たちがたくさんいて楽しい。また、子どもの目から見たおとなの描かれ方が印象的だった。完璧な善人も悪人もいない、ものすごく頼りになる人もいなくて、誰もが多面的で不完全な個人だった。