ぼくのシェフ

27件の記録
カササギ@Kasadagi_shobo2026年5月14日読み終わったまた読みたい物語は少年の視点から描かれる 主人公よりも落ち着いた語り口ではあるが、たんたんと進む描写に何か足りないと思わせるところがある。全てを言い尽くさない、明らかにされない部分にも引きつけられる。 ふたりの少年の出会いのシーンから物語は始まる 彼らふたりの成長譚ではあるが、序盤でこの物語世界に不穏な病の出現が語られる。「食死病」食べ物から“死のにおい”がして食べることが出来なくなりやがて死に至るという恐ろしい病。この病が一体何のメタファーなのか。それが読み終わった後もずっと心に残り続けている。たとえるならモモの「灰色の男たち」だろうか。私たちが生きているいまの世界でも、恐らくこの病のような現象はあるのではないか、それは一体何なのだろう…そんな考えにずっと取り憑かれている。 ふたりの少年の生きている環境は違う 家族構成も家庭環境も。年齢もふたつ違う。それが“格差”だと言ってしまえばそうなのだが、物語後半部分でその関係性が反転する。その鮮やかな展開が見事だ。私たちは彼らの一体何を見ていたのだろう、何もわかっていなかったと主人公同様に心を揺さぶられる。 物語の結末は静かでとても優しい そして、希望がある どこにこれほど惹かれるのか、うまく言葉にならないけれど、恐らく、与えられるのを待つのではなく自ら生き抜く活路を見出していくこの主人公たちの強かさ、生命力の強さに希望があると感じるのだと思う。物語を生きる子どもたちの力に全幅の信頼がある。単なるハッピーなエンド以上の魅力をそこに感じた。食べることは生きること。いのちをつなぐこと。そのために料理がある。料理を覚えることは生きる抜く力を身に付けること。では、自分のためではない料理は一体何だろうか。それはどうあるべきなのか。答えは彼らが教えてくれる。生きるためのいのちの料理、そのあり方を。 繰り返し読んでいろんな解釈、想像を広げることの出来る素晴らしいテキスト。時代を超えて残っていく傑作児童文学と同じにおいがする。出会えて良かった。








カササギ@Kasadagi_shobo2026年5月12日読み始めた読んでる借りてきた装画・挿絵 西村ツチカ レシピ協力 マリー・デジャルダン ブックデザイン アルビレオ 冒頭から引き込まれてずっとドキドキしながら どう展開していくんだろうって 全く予想がつかなくてはらはらしながら読んでいる。 たぶん、夢中になってるから今日中に読み終わると思う、先が気になるし、でも、そうはしたくない、もう少し物語を味わいたい!とも同時に感じる不思議な物語。ああ、ただただ結末が知りたい…




ゆいちゃん@yui__arm2026年2月14日読み終わった感想長谷川まりるは天才なんや… 食死病(なにも食べられなくなる病)が流行する世界で、有名レストランの跡取り少年と、貧民街に住む少年が出会う。 秀才と天才の話なんだけど、最後に視点がぐるっとひっくり返る。半ば察してはいたけど、あまりにお見事すぎる。 立場の違いや生まれの違い価値観の違いを、料理を通じて描く秀作。



もちこ@mochiko247242025年9月15日読み終わった不治の病、食死病。 食べることができず、いずれ餓死にしてしまう。 そんな病に、もしも料理人が罹ってしまったら? 意外な展開が続き、結末が想像できなくて、ドキドキしながら読んでいった。 少年同士の嫉妬やすれ違いにもハラハラして、「どうか幸せになって」と願わずにはいられなかった。 最後まで読み終えたいま、心底ホッとしている。 厳しい現実を生き抜く少年ふたりの未来を、この結末で見送ることができて良かった。



もちこ@mochiko247242025年9月13日まだ読んでる125ページまで。 「食死病」という、食べ物を食べられなくなって、飢えて死んでしまう病気が流行する。 どうやら私たちとは違う世界線の話みたい。 一流の料理人である父が食死病で亡くなり、急に父の店を継ぐことになったシャール。 天才的な味覚のセンスを持つアズレを、店の料理人見習いとして引き入れる。 努力家のシャールと、天才のアズレの関係性がどうなるのか。先が気になる。
もちこ@mochiko247242025年9月12日読み始めた26ページまで。 どこの国の、どこの時代の話だろう。 シャールやアズレという名前からして、日本ではない。 馬車に乗るシーンもあるから、現代ではないんだろう。 そもそも現実世界の話なのか?ファンタジー世界の話なのか? 色々と想像をかきたてられながら読んでいく。 楽しい。























