ぼくのシェフ

ぼくのシェフ
ぼくのシェフ
西村ツチカ
長谷川 まりる
くもん出版
2025年7月28日
27件の記録
  • 物語は少年の視点から描かれる 主人公よりも落ち着いた語り口ではあるが、たんたんと進む描写に何か足りないと思わせるところがある。全てを言い尽くさない、明らかにされない部分にも引きつけられる。 ふたりの少年の出会いのシーンから物語は始まる 彼らふたりの成長譚ではあるが、序盤でこの物語世界に不穏な病の出現が語られる。「食死病」食べ物から“死のにおい”がして食べることが出来なくなりやがて死に至るという恐ろしい病。この病が一体何のメタファーなのか。それが読み終わった後もずっと心に残り続けている。たとえるならモモの「灰色の男たち」だろうか。私たちが生きているいまの世界でも、恐らくこの病のような現象はあるのではないか、それは一体何なのだろう…そんな考えにずっと取り憑かれている。 ふたりの少年の生きている環境は違う 家族構成も家庭環境も。年齢もふたつ違う。それが“格差”だと言ってしまえばそうなのだが、物語後半部分でその関係性が反転する。その鮮やかな展開が見事だ。私たちは彼らの一体何を見ていたのだろう、何もわかっていなかったと主人公同様に心を揺さぶられる。 物語の結末は静かでとても優しい そして、希望がある どこにこれほど惹かれるのか、うまく言葉にならないけれど、恐らく、与えられるのを待つのではなく自ら生き抜く活路を見出していくこの主人公たちの強かさ、生命力の強さに希望があると感じるのだと思う。物語を生きる子どもたちの力に全幅の信頼がある。単なるハッピーなエンド以上の魅力をそこに感じた。食べることは生きること。いのちをつなぐこと。そのために料理がある。料理を覚えることは生きる抜く力を身に付けること。では、自分のためではない料理は一体何だろうか。それはどうあるべきなのか。答えは彼らが教えてくれる。生きるためのいのちの料理、そのあり方を。 繰り返し読んでいろんな解釈、想像を広げることの出来る素晴らしいテキスト。時代を超えて残っていく傑作児童文学と同じにおいがする。出会えて良かった。
  • 装画・挿絵 西村ツチカ レシピ協力 マリー・デジャルダン ブックデザイン アルビレオ 冒頭から引き込まれてずっとドキドキしながら どう展開していくんだろうって 全く予想がつかなくてはらはらしながら読んでいる。 たぶん、夢中になってるから今日中に読み終わると思う、先が気になるし、でも、そうはしたくない、もう少し物語を味わいたい!とも同時に感じる不思議な物語。ああ、ただただ結末が知りたい…
  • はせはる
    @reads_hshr
    2026年4月29日
  • りんご
    りんご
    @Ringo_no_umi35
    2026年2月14日
  • ゆいちゃん
    ゆいちゃん
    @yui__arm
    2026年2月14日
    長谷川まりるは天才なんや… 食死病(なにも食べられなくなる病)が流行する世界で、有名レストランの跡取り少年と、貧民街に住む少年が出会う。 秀才と天才の話なんだけど、最後に視点がぐるっとひっくり返る。半ば察してはいたけど、あまりにお見事すぎる。 立場の違いや生まれの違い価値観の違いを、料理を通じて描く秀作。
  • koni52_
    koni52_
    @koni52_
    2026年1月31日
  • たかなし
    @jpbirne
    2026年1月21日
    まりるは神話みたいな物語を書くなあ、と思う
  • 花鶏
    花鶏
    @atori_prpr
    2026年1月12日
  • 花蝶
    花蝶
    @hana-choh
    2025年12月2日
    テーマは食です。キッチンの世界の中でどんなドラマが。 児童書ですが没頭して面白いとのことです。
  • なみほ
    @namiho_73
    2025年11月30日
  • さち
    さち
    @ta_sachi
    2025年11月19日
  • さち
    さち
    @ta_sachi
    2025年11月18日
  • @fusyoruma
    2025年9月29日
  • よめない人
    よめない人
    @kohtari
    2025年9月28日
  • もちこ
    もちこ
    @mochiko24724
    2025年9月15日
    不治の病、食死病。 食べることができず、いずれ餓死にしてしまう。 そんな病に、もしも料理人が罹ってしまったら? 意外な展開が続き、結末が想像できなくて、ドキドキしながら読んでいった。 少年同士の嫉妬やすれ違いにもハラハラして、「どうか幸せになって」と願わずにはいられなかった。 最後まで読み終えたいま、心底ホッとしている。 厳しい現実を生き抜く少年ふたりの未来を、この結末で見送ることができて良かった。
  • ゴンベ
    @gonbe5060
    2025年9月15日
  • もちこ
    もちこ
    @mochiko24724
    2025年9月15日
    190ページまで。 驚きの展開になってしまった。どうなるんだろう。 シャールとアズレ、二人とも幸せになってほしい。
  • もちこ
    もちこ
    @mochiko24724
    2025年9月13日
    125ページまで。 「食死病」という、食べ物を食べられなくなって、飢えて死んでしまう病気が流行する。 どうやら私たちとは違う世界線の話みたい。 一流の料理人である父が食死病で亡くなり、急に父の店を継ぐことになったシャール。 天才的な味覚のセンスを持つアズレを、店の料理人見習いとして引き入れる。 努力家のシャールと、天才のアズレの関係性がどうなるのか。先が気になる。
  • もちこ
    もちこ
    @mochiko24724
    2025年9月12日
    26ページまで。 どこの国の、どこの時代の話だろう。 シャールやアズレという名前からして、日本ではない。 馬車に乗るシーンもあるから、現代ではないんだろう。 そもそも現実世界の話なのか?ファンタジー世界の話なのか? 色々と想像をかきたてられながら読んでいく。 楽しい。
  • つむえ
    つむえ
    @tumue
    2025年9月4日
  • 春夜
    春夜
    @halu1021
    2025年9月4日
    9/3 図書館にて借り出し 9/10読了
  • こまこま
    こまこま
    @Reads_5050
    2025年8月30日
  • しおくら
    しおくら
    @reads_sss
    2025年8月17日
  • aino
    aino
    @aino8
    2025年7月29日
  • 涼元風花
    涼元風花
    @suzu_fuuka
    2025年7月10日
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