大衆の反逆
30件の記録
Moonflower@Moonflower02262026年2月26日読み終わったイギリス人のためのエピローグ 【感想】 新訳での再読だったが、ほとんど初めて読んだかのように新鮮で驚いた。それだけ、現代にも通じるアクチュアルな内容だということだし、かつて(20年前)読んだときよりも現在の世界情勢が悪化し混迷を極めているということでもあるだろう。 原著は1930年刊だから、ファシズムの影が濃くなり、ロシアでスターリニズムが吹き荒れていたころだ。オルテガは驚くほど歴史(西欧史)を実態に即して捉えており、それゆえに辛辣な発言も現状分析も当面の課題や予測も的を射たものとなっている。 それにしても、こんなにも2026年の現況に当てはまることばかりとは、一度読んでいただけになおのこと驚いた。どこでもいいから適当に引用したくなってしまうほどに、いちいち「今の世界」に当てはまるのだ。鮮烈な自己批判の書として、今後さらに本書の輝きは増すのではないだろうか。 (ただ、最低限の世界史の知識は読むに当たって必要ではあるが)
Moonflower@Moonflower02262026年2月22日読み始めたフランス人のためのプロローグ 第一部 大衆の反逆 一 密集の事実 〜 八 大衆はなぜ何にでも、しかも暴力的に首を突っ込むのか
RIYO BOOKS@riyo_books2024年10月26日読み終わった思想は、真理への王手である。誰であれ思想を持とうと願う人は、真理を欲する姿勢、思想が課す競技の規則を受け入れることがまず必要である。思想や意見を調整する審判、すなわち議論を律する一連の基準が認められないような思想や意見は論外なのだ。これらの基準は文化の原理である。それが何かは重要でない。私が言いたいのは、私たちの隣人が拠るべき市民法の原理がないところに文化は存在しないということだ。討論の際に言及されるような、いくつか究極的な知的立場に対する尊敬の念がないところには文化もない。いざというときに拠りどころとなる商取引が経済関係を統括していないところにも文化はない。美学論争において芸術作品を正当化する必要性を認めないところに、文化はないのだ。以上のことすべてが欠けているところに、文化は存在しない。そこにあるのは、言葉の最も厳密な意味における野蛮(barbarie)である。
ミズゴロウ@miz1422023年8月3日読み終わったかつて読んだ当時読んでいたソクラテスの弁明と同じく科学者や医者がボロクソに言われてるのもおもしろかった記憶 凡俗な魂が凡俗であることの権利を大胆に主張して押し付けるというところと、「満足しきったお坊ちゃん」は現代社会にもよく通じる 自分を見つめ直すのにも良い一冊



















