不知火判事の比類なき被告人質問

3件の記録
- hiroko.yane@komischrk2025年8月22日読み終わった2025年読了本再読、文庫化されたら欲しい。 刑事でも検事でも、さらに弁護士でも裁判官でもなく、ひとりの判事が裁判を通して事件の真相を見抜くめずらしい連作短編ミステリ。なぜそんなことしたのか、そしてなぜ黙秘、または嘘をつくのか…そこにある切実な思いまでしっかり描ながら、連作ミステリとしても単調にならずおもしろい。不知火判事、傍聴マニアに弁護士と、キャラクタも魅力的。シリーズ化してほしい作品のひとつ。