四つの署名

四つの署名
四つの署名
アーサー・コナン・ドイル
駒月雅子
KADOKAWA
2013年6月21日
5件の記録
  • にょ
    にょ
    @Yxodrei
    2025年7月18日
    (そういえば投稿していなかった!) 『緋色の研究』に続く長編第二作。今回もとても面白かった。不気味な館、謎の手紙、そしてテムズ川でのボートチェイス!緩急のある展開が絶妙で、まるで一本の映画を見終えたような満足感があった。 物語の構成も、前作よりぐっと洗練されている印象。事件を追うミステリ部分と、人間模様の描写が自然に絡み合っていて、読んでいて飽きがこない。 特に今回は、語り手ワトスンの描写がいつにも増して魅力的だった。依頼人モースタン嬢に恋し、浮き立ったり落ち込んだり、内心で大騒ぎしているワトスンが、とても人間味にあふれていて愛らしい。一方で、ホームズはいつも通り冷静沈着。まるで計算機のような男と、感情豊かな語り手とのコントラストが改めて鮮やかに際立っていた。 ふたりの関係性そのものが、このシリーズの最大の魅力かもしれない。 犯人の描写も印象的だ。 復讐に生涯をかけ、その果てに逮捕されながらも、どこか満ち足りたような表情を浮かべる人物には、哀愁と異質さが混じっていて、読後まで心に残る。動機の是非はともかくとして、“復讐を終えてしまった者の静けさ”には、不思議な魅力があった。
  • にょ
    にょ
    @Yxodrei
    2025年3月26日
    とりあえず買ったぞー!『緋色の研究』読み終わってないけど!
  • 茉代遼
    茉代遼
    @msrhrk
    2025年3月12日
  • ばん
    ばん
    @abreads
    2025年3月7日
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