失われた時を求めて(2)

16件の記録
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月11日読み終わった今夜のエニタイムはストレッチのみのクールダウンで、解説だけ読むのもクールダウンみたいなものだから、ちょうどいいね、と思いながら読む。解説を読むことで本編を「読めた」気になれる。ありがとうございます。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月11日読んでるまだ読んでる電車内プルーストにて2巻目本編を読み終える。「私」はジルベルトにラブずっきゅんなあまりその母親であるスワン夫人にまでぞっこん。ここで読者である私が思い出すのは、親友の母親と結婚した野球選手・ペタジーニであった。訳者あとがきはまた今度。これから草野球。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月3日読んでるまだ読んでるわんころの待合室でちまちまと。「私」はジルベルトの家の給仕頭が犬を散歩させているのに出くわしただけで感動している。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月2日読んでるまだ読んでる忙しさと体調不良で、プルーストどころか久しぶりの読書。「私」はジルベルトを待ちぼうけ、待ちぼうけすぎてちょこまか動いた挙句すでにジルベルトは到着済み、そのせいもあって告白できないままジルベルトと会えない日々となり、ジルベルトから告白の手紙が来ることを確信する日々、を送ると思ったら「突然、ぞっとしてそれを止めた」(p.479)と冷静。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年2月12日読んでるまだ読んでる「私」が土地の名前からその土地の勝手なイメージを抱きまくっている、その羅列がとまらない。「私」に「幕張」という土地の名を与えたらどのような想像をするのだろうか。Mの音からメッセを導き出すかもしれないが、メッセがあるのは正確には海浜幕張駅であり、海浜幕張駅がある土地の名に「幕張」の文字はない。実際に幕張の名を冠する土地に住む者らにとっての幕張と、そうではない者らの幕張には、基本的に大きな隔たりがある。かつて海岸線とともにあり漁師の町であった幕張と、埋立によって生まれた新しい町。そのまさに境界にかつて住んでいた後藤明生が書いた『首塚の上のアドバルーン』(講談社文芸文庫)が思い出された。なお、埋立前の幕張の様子は椎名誠が『幕張少年マサイ族』(東京新聞出版)にて描かれている。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年2月12日読んでるまだ読んでるついにスワンの恋パートが終わり、語り手「私」の話に。土地の名―名。章タイトルが不思議。「私」は海上の嵐とゴシック建築が見たくてたまらない。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年2月6日読んでるまだ読んでるp.396-422 ここのところずっと嫉妬に苛まれているスワンが今日も嫉妬の嵐。オデットが良心からしてくれたこともすべて悪いほうにとる。所有欲にのみこまれた男の哀れな姿を1ヶ月くらい読み続けている気がする。