群像 2025年 9月号

8件の記録
- こむ@read_read_km2025年8月20日読んでる長嶋有さんの小説が読みたくて購入。ヘラヘラしながら読んでいると急に泣かせてくる。 私にも「そうしたらどうなるかと思って」の経験がある。中3の夏、自転車で田舎の坂道を下りながら「ここで目をつぶったらどうなるか」と「思っ」たときには既に目をつぶってしまっていて気づいたら盛大に転けていた。誰もいなくてよかった。人に迷惑をかけなくてよかった。
- 岡@oka2025年8月7日読み終わったTwitterに書いたのを転載。”かつて長嶋有作品では夏になると山の別荘で避暑をしていたのが、『パルーカヴィルの夏』では東京で、登場人物が温暖化に「怒って」いるのがずしっと来ていて。夏の本意本情が「来る秋を思う」から「来年の、その先の夏を愁う」になった(そんなのやだやだー!)という感覚。” それはそれとして、長嶋有作品に近年追いついた者として、雑誌連載でリアタイできる嬉しさとか、『トゥデイズ』に続くマンション小説だ!とか、そういうのももちろんあって。次は『吉祥寺は森の奥』の続きが楽しみ。