「しかしいついかなる時代においても人間は、さしあたって心の内の凹みに目先の瑣末な悩みを嵌め込むことによって、真に深刻な問題に向き合う時期を先延ばしにしながら、逃れながら生きていくものだ、」(「新元号二年、四月」26頁) これは磯崎憲一郎さん、初。オモロい。 阿部和重さんのショートも読んだ、不気味だわ…

小川哲のショートショート、面白いな…地図と拳のイメージが強くて、手をつけられてなかった作家さんなんだけど、これを機に読んでみようかしら…

川上弘美さんと津村記久子さんの小説が入ってるのを見つけて。今野書店の本の配置の良さで気づいた。まさかの七夜物語の！ 津村さん、川上さん、金原ひとみさんと来て、とりあえずここで。チマチマ読み進めよう。久しぶりに金原ひとみの疾走感を味わえて楽しい。 津村さんの最後の余韻もいいんだよなあ。幸あれ、って思う。

町屋さんの『四半世紀ノスタルジー』ほんとすごい。すき！『ふたりでちょうど200%』(隠れたヤバ作品)の前後に書いたのかな〜。