

トコイ
@g_tecolote
文京区千石にあります、自家焙煎ネルドリップ珈琲と季節のおやつの店cafe g の店主です。
読書記録の2022年11月に、店に置いている本(店主セレクト)をまとめています。そのほかは個人的な記録です。
- 2025年11月6日
注文の多い料理店 (角川文庫)宮沢賢治@ cafe gサーブ時にお客さまが手に取ってらしたのが見えて、閉店後ぱらぱらと読んだ。 この本は確か、大学生のころ盛岡の古本屋で買った。宮沢賢治は著作権保護期間を過ぎているのでいろんな出版社さんがいろんな装丁で売っていて、他の出版社のバージョンもいくつか持っていたし、紙もかなり茶色くなっており古い本なのだが、角川文庫の見たことない装丁で思わず買ってしまったのだった気がする。挿絵が素敵、と思ったら菊池武雄さんだった。
- 2025年10月24日
なかなか暮れない夏の夕暮れ江國香織読み終わった@ cafe g真夏に買った本。他の気になる本に浮気したり存在を忘れたりしていたら、すっかり秋になってしまった。そういえばあの本まだ読み終えていないと思い出して、この2週間くらいでちまちま読んだ。作中で本を読む主人公と、現実世界で本を読む自分が重なって、合わせ鏡の間にいるような読書体験だった。 - 2025年10月20日
ひとりずもうさくらももこ買った - 2025年10月20日
むらさきのスカートの女今村夏子読み終わった買った - 2025年10月19日
椿宿の辺りに梨木香歩再読中 - 2025年9月29日
炉辺の風おと梨木香歩読み始めた - 2025年8月19日
なかなか暮れない夏の夕暮れ江國香織読んでる美容院に行く10分前、切られている間に何か読むものをと文庫本コーナーをうろついて、いちばん初めに目についたのでぱっと買った本。帰り道がちょうどこのタイトルのような日で、軽くなった髪の感じと相まって、なんだか勢いで買ったけど良かったなと思った。美容院のレシートを栞にして読んでいる。いつもと違うシャンプーの匂いがする。 - 2025年8月16日
このあたりの人たち川上弘美借りてきた - 2025年8月16日
においと香りの表現辞典熊王康宏,神宮英夫借りてきた読み始めた - 2025年7月26日
いつも旅のなか角田光代読み終わった@ cafe gこの本に描かれているような、まだインターネットの普及していなかった時代の旅に憧れを抱いてしまう。どこに行くにも、少し調べればそこがどんな場所かそれなりに把握できて、体験より情報が先にあるような現代の旅、それでも行けばいつもたのしいし、何も感じないわけでもないのだが、どこか薄っぺらい気がする。それならばあまり調べず出かければいいのだろうが、心配性な性格と、せっかく行くならあれもこれもという欲張りな気持ち、その土地ならではの食べものを満喫したいという食い意地などから、検索する手を止められない。愚かだよなあ。 店の本棚、右下あたりに入れておきますね。 - 2025年7月5日
オズビック鳥エドワード・ゴーリー,柴田元幸@ cafe g読んだことのない雰囲気の絵本、ないかなあと探していて、良さそうだなとジャケ買いした。 はじめはざっと日本語訳だけで読んで、あとから原文の英語も合わせて読んだら、(あれ、どっちも韻を踏んでいる……?!)と気がついて、翻訳でこんなこともできるのかと驚いた。原文を音読すると、一文一文のリズムが心地よい。そんな心地よさとは裏腹に、じっと心の奥に残るようなストーリーのギャップにぐっと掴まれた。店にいらっしゃるちびっ子たちにとイメージして手に取ったが、むしろ大人に読んで欲しい本。 - 2025年6月20日
豆の上で眠る(新潮文庫)湊かなえ@ cafe gあまりに暑いのでなんだかミステリーの気分、と思って選んだ一冊。(と書いてからふと思ったのだが、夏にミステリー読みたい気持ちってどこから来ているんだろう) 読み終えたので、店の本棚に入れておきますね。 - 2025年6月11日
美味しさの脳科学:においが味わいを決めているゴードン・M・シェファード,小松淳子読み始めた - 2025年6月8日
夏の庭湯本香樹実@ cafe g閉店後、本棚の整理をしていたらお客さまが読んだ形跡があったので何となくぱらぱら読み返した。たぶん小学生の頃、国語の教科書か何かに載っていて、あまりに続きが気になって借りて読んだのがいちばん最初のこの本との出会い。その後、高校生、大学生、そして大人になっても、夏になると何となく思い出して、もう数えきれないほど何度も読んでいる。こんなシーンあったっけとかこんなこと言ってたっけとか、年齢を重ねると琴線に触れること感じることがすこしずつ違うのでおもしろい。きっとおばあさんになっても、夏にふと思い出してまたこの本を読むと思う。 - 2025年5月27日
ベリーの歴史ヘザー・アーント・アンダーソン読み始めた - 2025年5月9日
- 2025年5月5日
方舟を燃やす角田光代読み終わったこれまで幾度となく感じた、様々な種類の「この人は賢いはずなのになぜこうなってしまったのだろう?」という遣る瀬無い気持ち、に対する種明かしというか、裏打ちをされているような感覚で、ページを捲る手が止まらなかった。 - 2025年4月28日
日本近代短篇小説選 昭和篇 1千葉俊二,紅野敏郎,紅野謙介読み始めたなんだかしばらく本に手が伸びぬ日々を送っていたのだが、旅先の宿で温泉浸かってぼけ〜っとして、さて、鞄につっこんできた本でも読むかあ、と読み始めた。場所を変えるって大事。 - 2025年4月11日
河童が覗いたインド妹尾河童読み終わった@ 電車さいきん旅に出られていないので、旅気分を味わえそうな本を、とジャケ買いした本。読もうと思って開いてから気がついたのだが、イラストの密度や精度はおろか、文字に至るまで全て手書きというすごい本だった。(はじめはそういうフォントなのかと思った。)こんな素敵な字が書けたら、日記など書くのももっとたのしくなりそう。ヨーロッパなど別の旅先ものもいくつかあるようなので、見つけたら他も読みたい。
- 2025年4月8日
随風 (01)あをにまる,ササキアイ,仲俣暁生,作田優,円居挽,北尾修一,友田とん,宮崎智之,岸波龍,オルタナ旧市街,早乙女ぐりこ,柿内正午,森見登美彦,横田祐美子,海猫沢めろん,竹田信弥,草香去来,西一六八,野口理恵,鈴木彩可気になる
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