Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
Apple
@Apple
  • 2026年8月12日
    そういうものだろ、仕事っていうのは
    表現が分かりやすくて即共感したり、砂金を見つけるように好い表現に出会えてにんまりすることもあるが、噛み応えとすぐに消えない味が好きなのでやはり津村記久子さんは最高だった 『とにかくうちに帰ります』の中の1作、『職場の作法』が収録されていたので読んだのは2度目だったが、前回よりもっと面白く思った アンソロジーで、4作あってのアンカーだったので、流れも相俟ってワンシーンについて沢山書いてくれてる津村記久子さんいつもそうですけれど最高! 他の方の物語にも、働くに纏わることで忘れちゃいけない大切なことが描かれていた あと表紙の触感、紙の質感と色、文字のバランスがとてもいい 出会えて嬉しい
  • 2026年8月11日
    ベスト・エッセイ(2013)
    南瓜の天婦羅、里芋や慈姑の含め煮、おろし蕎麦、プリンアラモードの味がするようだった 帯にあった、香気、滋味、という言葉に感化されたための表現であり、食事の描写は殆どなかったように思うけれど 香ばしく甘く、カリッとしてほくほくとする、少し塩をつけ過ぎてしょっぱい、突出していないが本能が必要としている旨味、柔らかい角ある旨味、共存する苦味、ピリリと辛く瑞々しい食感、つるりとした喉越し、許されたような甘味 これらを味わったのだ 人の話を聞くっていいもんだ
  • 2026年8月10日
    考えるマナー
    考えるマナー
    あまりにも知らない他者が日々何を思っているかには興味がないと思ってエッセイを避けてきたが、このアンソロジーを読んで覆された テーマがマナーなので怒った論調が多いかとドキドキしていたが、各々のちょっぴりダメな部分=可愛げが露わになって惹きつけられて、結構笑った ふと好きだと自覚するように出会えて嬉しい
  • 2026年8月5日
    ポースケ
    ポースケ
    めっっっっっっっっっっちゃ面白かった 2巡目も3巡目も楽しみになる小説に出会えて幸運だ 次はポトスライムの舟後すぐ読むぞ! 3巡目はやはり刊行順に、ポトスライムの舟からポースケの間に刊行された小説の登場人物がちらっと登場したように思えて、その時キャーッと歓喜したが具体的なプロフィールまで思い出せなかったので(私の問題)、堪能すべく 津村記久子さん作品のこれまでになかった空気感の夫婦、パートナーに出会えて良かった 構成というのか展開というのか、この人とこの人がはああ!というところも物凄く良かった いつも千差万別の人間模様を魅せてくださりありがとうございます
  • 2026年7月22日
    これからお祈りにいきます
    これまで刊行のものとまた違った書き方の2作が収録されていてワクワクが一入だった 面白かった〜 解説の人の書く津村記久子さん最高よねには大体そうそう!と思うけれど、この解説の最後の方は特にそうそうそう!だった 色々あるがこの時代に生まれたことに感謝するのは津村記久子さんが一因で、新作を楽しみに待てる幸せあり、既刊を何度も読める幸せありなのだ シゲルかっこよかったな〜 また読んだ時にシゲルとエンドーに会えるの嬉しいな楽しみだな
  • 2026年7月18日
    ダメをみがく
    ダメをみがく
    実用的なテーマと技術 ダメ界の叩き上げの神に思えるおふたり、めちゃくちゃありがとうございます 読んでいくうちに、幼い頃からの願いを10年前までは当然持って働いていたのに久しぶりに思い出した 人生まだまだ面白がれるね
  • 2026年7月17日
    ウエストウイング
    心の汚れを清めてもらえた 最後の方の怒涛の感動、と言っても変わらないテンポとテンションのまま、目を見張る表現で心を奪われる 関西デベロップメント、ここにいたの?!とワクワクしたが何処にあったかパッとは見つけられなかった、2周目が楽しみだ 順位をつけては烏滸がましいが、今作以前に刊行された津村記久子さん物語史上一番かっこいい主人公だと思った
  • 2026年7月11日
    やりたいことは二度寝だけ
    アツい、ますます熱狂
  • 2026年7月8日
    とにかくうちに帰ります
    小さい頃に記憶では一度だけ罹った霜焼けを、今でも二度と出会いたくない現象だと思うし、半年ほど冬になるエリアで生活した時は、マイナス20度にも耐えうるという上着とブーツを愛用したが、上着とブーツの間10cmほどのズボンの部分が痛くて痛くて大人なのに泣いたので、表題である3作目中は体全体がじんじんと痛むようだった 距離の話の時登場人物とともに、それだけ?!と慄いた 慄くほどには長く感じたわけだが、表現の面白さに掴まれて本から手を離せなかった この面白さをどう言い表そう、まだ言語化出来ない 表現が好きで、比喩表現事典などを読んでいて其々の趣が好いなあと痺れているが、そのどれとも違う とても面白かった 1作目では、『カソウスキの行方』に収録されている話に登場した『ICがめ』であろうものが現れて嬉しくなった 第三弾ってことは彼らは今も仲良く共作?しているのだろうか、ここでも人気があるなんて、あの時は棚ぼた感あったけど凄いじゃない、と妄想できてほくほくと楽しい 終わりも最高だった
  • 2026年7月5日
    まともな家の子供はいない
    ずっと読んでいたかった めちゃくちゃわかるーだった 主人公の周りにこの登場人物達がいて良かった 私はもっとひとりだったと思ったけれど、まだこう思ってしまうところがちゃんとした大人ではない証で、今も命があることに感謝すべきだろうが、当時は兎角頑なに周りの全ての人を嫌いだったことを生々しく思い出した 但し想起するに留まり、胸がキュッとするなど体調に変化がないため過去になっていることを確認した 最後の臨床心理士の解説を読み、もう自分は大人だと我に返るより落ち込んでしまった 大人が世界の旨味を享受するばかりで良いわけがない 神社にある巨木のように圧倒的に安定した精神力を持つ大人でありたい あと毎度だけれど表現が面白い、今回は相当面白かった 最高に好きだよ津村記久子さん
  • 2026年6月28日
    ワーカーズ・ダイジェスト
    先細りする感覚は確かにある、よくよく考えるとお先真っ暗、だけどまあこのくらいでさ、強張らないでさ、得意なことで社会貢献していこう、と着地できて有難い 今回は収録された2作とも、わかるーだった
  • 2026年6月25日
    八番筋カウンシル
    物語の最後の方で、読んでる自分が持つ感情の大波が語り口と展開によって心と脳に押し寄せる 津村記久子さんの文章ではそういったことが多いが今回もそうだった 復刊してください
  • 2026年6月20日
    ポトスライムの舟
    読み易い文体になってるように思う 私は『君は永遠にそいつらより若い』や『ミュージック・ブレス・ユー‼︎』の肉厚な一文を数度読み返しながらしっかりイメージして読み進めていくのが楽しかった 理解力の問題は多分にあると思うけれど 十二月の窓辺は辛かった 津村記久子さんの物語の主人公は相当我慢強い、だから縁が潰えない 念で主人公を支えようとしていたようで、最後は緊張が解けて脱力するほどホッとした
  • 2026年6月18日
    アレグリアとは仕事はできない
    私みたいな人がいる、とどんどん読んだ 何処に属しても私が突出して怒っていたと思うから 主人公の、青白い心に砂が吹き荒れるような気持ちにも共感した 私はそうしてその場の天井を理解して次に移ってきたが、主人公は結実させていた 私も真剣だったと思う、主人公の方が誠実で困難に負けない精神力があった 読み終えて暫く考えて、主人公の近くの先輩の側面にも心当たりがあった 身近な人の話を、それはそうだけどと突き放してしまうことなど多々ある 物語の最後の方は辛かった プライドなのか慣習なのか真剣さなのか、そんなもののために縁が遠のいてしまうなんて 同じホモサピエンスなのに 今後は話を聴く時「あるよねぇ」を優先する、共通項を探る 地下鉄の叙事詩では、中高生の心情を汲んだ定理に頭を擡げた 大人になってからであっても津村記久子さんの小説に出会えて幸せだ
  • 2026年6月15日
    婚礼、葬礼、その他
    津村記久子さんのこれまでのどの本においても、主人公は他者の視界にきちんと入っている人だった、ある程度側にいる人に見つめられる時間があった、それが津村さんの本を読んでいる時に背もたれのように漂う幸せだった 婚礼、葬礼、その他もそうだった 後半の話は違った、登場人物の周辺は変わらないが幸せの拠点がない だから苦手、では全くなく冷たい十字路というこの話も大好きだ これまでの本で登場人物の素晴らしい面ばかり見えていて、だが一辺倒にはならない特有のユーモア等々といった雰囲気だったが、冷たい十字路では自分にも他者にも見えたことのある汚さが冬の早朝の濃霧のように漂っていた その描写は、今焦点を当てていた物に対する数秒間を、簡潔に表し即イメージさせゆったりと味わわせてくれる、言い過ぎていない 津村記久子さんの文章である証だ
  • 2026年6月15日
    ミュージック・ブレス・ユー!!
    本当に生まれてきてくれてありがとうございます津村記久子さん 読みながらグッときた所をメモしたり、しないで今を優先して潤沢な表現を熟読玩味したり、多幸な読書だった
  • 2026年6月10日
    カソウスキの行方
    「わかる〜」の会話が好きではないので、何故?!とそそられたり、真面目・不真面目感覚が逆だったり、反芻して愛好できて幸せ そうかと思えば「そこグッとくるよね〜」と主人公のそばで陶然となる その部分は一般に他人には共有されない細部なので物語ならではだし津村記久子さん特有の細部で最高 パラレルワールドのような3組のゆかしい人生を覗かせてもらえて幸せ
  • 2026年5月27日
    ザ・ロード
    ザ・ロード
    楽しかったな〜 笑い転げる程の楽しさと、八裂きにされるような耐え難い苦しみと、そのような痛みを目撃するも動けぬ辛さと、祖先までぼろくそに言われて憤激するなどあり、(主旨はそれら感情ではなく出来事だが)色々あるので喜怒哀楽全部ありそうで悲しみがすっかりない これが漂泊、放浪、ホーボーなのか、はたまたジャックロンドンなのか、底なしに楽しめる恐るべしホモサピエンス 注釈で歴史と土地について、イメージを駆り立てる溢れんばかりの詳細を教えてくれた方と文庫化時点で連絡が取れないでいるというのもロマン主義的かもしれないな、どうか元気でいてほしい 楽しいばかりではなかった、痛みについて私の答えを出さなければならない
  • 2026年5月23日
    松明のあかり
    松明のあかり
    知りたいことは主に新書で得てきたので、こんな表白もあると分かった
  • 2026年5月22日
    芝生の復讐
    芝生の復讐
    そこの詳細を語るの?と不思議に思う 人物は滑らかな映像で目に浮かぶ それ以外の全て、自然や建物、コーヒーや服等々は水彩画や油絵に写る 止まって映る訳ではなく、そこにしか存在しなさそうな鼓動を孕んでいる 無限に思える色の濃淡で62の趣を与えられた 原文はどんなだろう 解説にある通り、ソウルメイトタッグであることは確かだろう
読み込み中...