燃えつきた地図
13件の記録
- 草原@sogesogesogen2026年2月20日読み終わった街の往来やマンションの明るい窓たちを見た時に、その人間全員に過去があり、未来があり、好きな食べ物があり、悩み事があったりして…と想像し、やば!となる時がある。そういう時にこの小説を思い出しそう。 正確で凄みのある文体。勢いよく読める。安部工房がより好きになりました。

さよ子@syk___ily2025年9月9日読み終わった@ 電車象徴的なレモン色のカーテン。物語全体のどんよりとした雰囲気には似つかわしくないその鮮やかな色は、時に光を、ビールを、電話を、男と女を映し出す。 帰り道が分からなくなった時、自分ならどういう行動を取るかな……。 最初と最後で序文の印象が変わる演出なのが良かった。 最後の主人公の新しい「生」と野良猫の「死」のシーンは分かりやすい対比。 偶然にも今レモン色の指先🍋



- こよなく@funyoi2025年3月7日読み終わったお話は霧の中をずっと歩かされてるようだけど、安部公房の文体が無機質で不思議と心落ち着く。 社会の人間関係の希薄さ、町に溶かされ消える個人。 自分も失踪願望はあるし、消えたところで誰も必死に探してくれないんじゃないかと思う。 最後は少し希望が感じられて良かった。














