明暗
15件の記録
eye@ulala_2026年7月19日読み終わったいつも楽しみにしている、いとうせいこうと奥泉光の文芸漫談、今回のお題は夏目漱石の「明暗」。夏目漱石の最後、そして未完の作品です。 600ページ超の大作が私に読めるだろうかと心配だったけど、なんと!読了しました!嬉しい。 登場人物の心情が事細かに書いてある、いわゆる多元小説。舞台は主に、家と病院とその近く。要するに、ほとんど動きがない小説です。 各々が、各々の理屈で言ったり考えたりするのを読んで、面白いんだけど、同時に疲れる小説でもありました。 人間のエゴがこれでもかと詰まってます。 その分、読んでいるこちらも感情が揺さぶられて、未完の先の話がとても気になりました。 奥泉先生に続きを本当に書いてほしい!

敗荷@sibue_fjodor_2025年8月28日読み終わった再読、読了。 どの人物も「他者」との緊張関係におかれ、そこからの脱出を激しく欲しながらそのことでかえってそこに巻き込まれてしまわざるをえないようなポリフォニックな世界を、『明暗』は実現している。
















