普天を我が手に 第二部
9件の記録
おとわ@otty12112025年12月6日読み終わった感想@ 自宅私、この間この第二部を読むためだけに有給を取りました。 あーーーー面白かった。 第一部ではぴよぴよな子どもだった四人がとうとう心を持って動き出す。 たまに交わっては離れて、これからどこでどう関わっていくのかも楽しい。 私、戦争は絶対反対な人間で、買っても負けてもダメ派なのですが、これを読むと「勝ってほしい」「勝つのってかっこいいんだろうな」と少し思ってしまうほどの描写力。 今までどんな特攻隊の姿を観ても零戦のかっこよさまで脳が行きつかなかったんだよね、「戦争って良くないよね」で脳がシャットダウンするというか。 死という結果からしか彼らを見たことがなかったけど、勝ちに向かうという姿から見れたことがなかったんだなあ。 人生で初めてかもしれない。 戦闘機がかっこよく見える時もあるだろうな。 あれに憧れる少年がいることは不思議じゃない。戦争の最中でも空に見惚れる瞬間があることは不思議じゃない。 国民や家族を守るために戦うって響き的にかっこいいもんな。 撃ち負かす姿をかっこいいと思う感覚が少し分かってしまった。 たった一冊で、そう思わせる力を持つ。 と思ったのも束の間、次の場面では「やっぱり買っても負けても戦争は絶対あかん」に戻る。 原爆もポツダム宣言も、今だからこそ事の大きさが分かるけど、この本に生きる彼らからすると必死に生きる日々の中の一幕で、「それより今日、明日、これからを生きる方が大事」という文脈の中で描かれてるような気がする。 こっちの方がリアルで、教科書ではなくて物語で読む意味かなあと思う。 戦後のイキイキとした空気、第三部、楽しみに待ちます。 —————————- 日本は滅びない。この先も続く。だから四郎君のような優秀な若者は、生き延びなくてはならない。 何事においても百年の計に立つのが中国人なのである。 根が素直なだけ、思想に染まりやすい。

耕太郎@Forester_7272025年10月17日感想主人公四人の生きる姿を通じて、昭和史を多面的に捉えていて、すごいと思う。 これだけのエピソードを、紡ぐための膨大な資料を積み上げていることがわかる。




