10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」

9件の記録
- 白玉庵@shfttg2025年6月22日読み始めた読み終わった借りた@ 図書館この本が中学校や高校の、すぐ手に取れる場所に置いてあったら、助かる人はたくさんいるだろうなぁ。私がこどもの時にも欲しかった。なぜだめなのかが説明され、きちんと理論立てた具体的なカウンターが提示されているのがとてもよい。 自分はずるい言葉を言ってしまう人にも言われる人にも、どちらにもなる。定期的にこの本を読んで指標としたい。
- 大皿@zarabon2025年4月15日読み終わった私自身が誰かに言わないようにしたくて借りてきた本。かなりよかった。 実際自分がこういう言葉を言われきたのもあるし、割とハードな家庭環境で育ったこともあってか、周りの人の悩みを聞くたびに矮小化しがちだった。とても反省している。 次の世代はもちろん、どの世代の苦しみも、言葉で追い詰めないようにしたい。 あと作者の方が、社会のずるさに対してちゃんと怒りがあって、その怒りが文章に溢れてたのも素敵だった。理不尽さを他人事にしないひと、好きだ。「お前らに言ってんだよ聞いてるか?!」って感じが最高。 "「美談」にすると、無関係でいられる(中略) 勝手に「美談」にすることには、また別の効果があります。他人の「美談」は、「美談」に仕立てた人にとって、むしろ関係のないこととされがちなのです。「美談」は「いまは幸せ」であることを前提としているので、いやな経験は昔のこととして、いまとは関係のないものとして遠ざけられてしまいます。過去のいやな経験を「よい経験」とみなしてしまうことは、「それはもう終わったこと」と勝手に片付けてしまう可能性をふくんでいるのです。"がすごく良かった。SNS全盛期の今の時代、これやりがちだから自戒として。
- mmm@u_10002025年2月27日読んでる私も言ってる「ずるい言葉」の裏にある意味を本書に教わりながら自分自身と答え合わせ。 何度も読んで刷り込みたい。 これからの子どもたちが生きやすくなりますように。