ルールはそもそもなんのためにあるのか

9件の記録
- シクロ@sicrobei2025年5月20日読み終わった【要約】 ルールの発端は、「縄張りの固定」と「序列付けの必要」にあった。ルールは平常時の日常生活を円滑に回すためにあるが、一方で、弱者を優先的に保護するため、非常時には自己を守るためのルールもある。 法律はルールの一種であるが、他のルールと決定的に異なっている特徴がある。それは多様な人々の間における紛争予防と紛争解決のための決め事であることと、国家権力によって強制されているルールであるということだ。 ルールは形骸化していたり、特定の集団のみに利するものになっていることが往々にある。ルールは普遍的なものではなく社会の発展・変遷にともなって見直されるべきであり、その際は無差別公平である必要がある。 【感想】 ふせんを色分け(🟥この本の要点🍊分かる🟡新しい発見🟣ホンマか?🟦否定的立場🟢分からんけど気になる )で読んでみて思ったこと。 要約って依頼者の狙いによって違う。その狙いが分からないから要約って難しいんだなと思えてきた。要点としてマークした箇所ってルール論の前提となる考え方だった。それが重要と考える見方もあるだろうし、著者がこの本を通じて訴えたいルール論(あるがままにうけとらず批判的に見ること、おかしいものにはおかしいというその行為を通じてルールを変えていくことが必要だし、それが正義であるということ)を重要と考える見方もあるだろう。俺はこの本を通じて何を知りたかったかというと、ルールはなぜ守らないといけないか・ルールを守ることを通じて何を守ることができるのかということでそれは、ルールを守ることが自分や誰かの自由を尊重することと通じているからなのだと思う。
- JUNGLE@jungle2025年3月22日買った@ 千歳書店ルール大好き人間として興味と自戒の半々で手にとった ルールって本当楽なんだけど、つい手前の「なぜ」を忘れて形骸化させちゃうよな 最近、自分のなかで新書がアツい