障害者ってだれのこと?
13件の記録
はな@hana-hitsuji052025年11月16日読み終わった図書館本電子書籍図書館で借りた「マイノリティが社会の仕組みに対して怒ったら、無視されたり、反撃されたりして、もっと傷つけられるかもしれませんよね。それでもこの社会の中でほかの人たちと一緒に生きていくために声をあげてきたわけです」 憎悪と怒りを切り分けて、そうした判断ができるようになること。ほんとにこれ。 声を上げることとヘイトは違う。 「生きることそのものが戦い」だと感じる場面は色んな人に起きてるけど、自分のそれと誰かのこれは別物と思っている。 本質的なことに目を向けて当事者意識に気づけたら、著者の言うように「自分だけは傷つかない外野席から眺めていられる人なんていない」 副題のダブルミーニングにも考えさせられた。 このシリーズ、本当に素晴らしいな。 他のも読もう。






はな@hana-hitsuji052025年11月16日まだ読んでる図書館本電子書籍図書館で借りた以前図書館の電子書籍で借りていた本。 貸出期限が来てしまい途中で自動返却されていたものをもう一度借り直す。 そもそも論は本当に目から鱗の考え方が多くて、毎回新しい視点に触れるたびに自分がどれほどの当たり前を疑問に思うことなく自動的に受け止めてきているのか衝撃を受ける。 自立とは経済的自立だけではない。自分のことを自分で決められる、ということ。 転じてそれが出来ない、出来なかった多くの人がいる。 私は自分の進路を自分で決められなかったことが今も心の中に傷としてあるが、それどころじゃなく食べること、トイレ、就寝時間など基本的生活の中で自分の選択肢がなかった人もいる。 全てを健常者やマジョリティの価値基準に合わせて、そこに近づく努力をすることが正解なのか。








ましろ@massirona2025年10月12日読み終わったわかったつもりにならずに、立ち止まり、考え、問い、悩み続けなければならないことを見つめさせてくれた。読む前の靄は晴れることなく、ますます深く濃くなったけれど、自分の中の揺らぎは少し変化してゆく気がする。



花木コヘレト@qohelet2025年10月1日読み終わった図書館本障害者ってだれのこと?というタイトルが良いですね。障害者手帳を持っている人に限らず、健常者も含めて「声なき声」をあげている人を指しているように感じました。 健康であることや、働いていること、障害児への親の愛などの、私たちの社会で広く善と信じられている通念に、次々と疑問符を付けていく手際が鮮やかでした。それに対して、全く回答が与えられていないという、いわゆるリベラルのいつもの方法も受け入れた上で、そう思います。 働いていない障害者の友人が私にもいるのですが、正直腹が立つ。けれど彼を尊重しないといけないと、いつも思っています。横田弘さんの「祭壇」という詩は初めて読みましたが、そう意味も含めて衝撃的でした。私たちが日本国憲法を持つ限り、勤労の義務は国民を縛っているのですが、勤労を美徳とする価値観から、障害者がまず解放される未来があっても、良いのではないかとも思います。 内容は青い芝の会に重点が置かれていました。確かに、論点が青い芝の会に豊富に含まれているのは分かりましたが、もう少し別の障害者運動も広く見せて欲しかったです。 私も、差別されているという実感から、毎日の生活を築いていきたいと思います。
はな@hana-hitsuji052025年9月5日読み始めた図書館本電子書籍図書館で借りた併読中!図書館の電子書籍で発見。 このシリーズ全部読みたい。 傷痍軍人のために作られたのが障害者福祉法の始まりだったとは。 法律や制度の隙間に落ちて助けてもらえない人たちと、そのことについて声を上げた小林提樹さんや福祉活動家の糸賀一雄さん、草野熊吉さんは、問題について社会に訴えようと思ったきっかけは何だったんだろう。気になる。













