障害者ってだれのこと?

8件の記録
- 花木コヘレト@qohelet2025年10月1日読み終わった図書館本障害者ってだれのこと?というタイトルが良いですね。障害者手帳を持っている人に限らず、健常者も含めて「声なき声」をあげている人を指しているように感じました。 健康であることや、働いていること、障害児への親の愛などの、私たちの社会で広く善と信じられている通念に、次々と疑問符を付けていく手際が鮮やかでした。それに対して、全く回答が与えられていないという、いわゆるリベラルのいつもの方法も受け入れた上で、そう思います。 働いていない障害者の友人が私にもいるのですが、正直腹が立つ。けれど彼を尊重しないといけないと、いつも思っています。横田弘さんの「祭壇」という詩は初めて読みましたが、そう意味も含めて衝撃的でした。私たちが日本国憲法を持つ限り、勤労の義務は国民を縛っているのですが、勤労を美徳とする価値観から、障害者がまず解放される未来があっても、良いのではないかとも思います。 内容は青い芝の会に重点が置かれていました。確かに、論点が青い芝の会に豊富に含まれているのは分かりましたが、もう少し別の障害者運動も広く見せて欲しかったです。 私も、差別されているという実感から、毎日の生活を築いていきたいと思います。
- はな@hana-hitsuji052025年9月5日読み始めた図書館本図書館で借りた併読中!図書館の電子書籍で発見。 このシリーズ全部読みたい。 傷痍軍人のために作られたのが障害者福祉法の始まりだったとは。 法律や制度の隙間に落ちて助けてもらえない人たちと、そのことについて声を上げた小林提樹さんや福祉活動家の糸賀一雄さん、草野熊吉さんは、問題について社会に訴えようと思ったきっかけは何だったんだろう。気になる。