響きと怒り 下
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い。@hon_i_read2026年7月6日読み終わった第3章 語り手 ジェイソン 今までの2章とは変わり、内省的な出来事ではなく、金銭に関わるような物理的な出来事を中心に、ジェイソンがいかに他者を扱うか、その扱い方・考え方が描かれている 出来事の分かりやすさはあるけれど、詩的な雰囲気や繊細な感覚は見えず、内部にいながらも少し外部からコンプソン家を見ているという印象だった 第4章 三人称 三人称で書かれているけれど、中心人物は長年コンプソン家に仕える家政婦のディルシーであり、一家を見つめながら、自分の日常を生きるディルシーが描かれる 内部崩壊へ向かっている一家の外側にはディルシーの物語があり、そして語られなかった人々にも個別の物語があり、それでも世界は一見平穏に見える 世界とはそのような多層的なものなのだと思う 全体を通して、意識の流れを中心とした小説で、ときに(クエンティン章)では極端に詩的になり、とても美しい瞬間をたくさん読んだ気がした 言われているほどの難解さは感じなかったけれど、一つの物事が多面的に語られる面白さが際立っていて、傑作と呼ばれている小説をじっくり読んでみて、改めて傑作と言われるのにはそれ相応の理由があると感じた 一度は読まれるべき作品だと改めて思いました
- まつち@take02212026年1月21日読み終わった上巻の第一章と第二章の語りがものすごく面白かった。特に二章ラスト30ページくらいのクエンティンの過去の回想なのか妄想なのか区別がつかなくなっていく様の勢いがとても印象に残った。下巻もこれぞ南部ゴシックというような暗い雰囲気が最高!








