〈迂回する経済〉の都市論

9件の記録
- yt@yt2025年9月5日読み終わったパンデミック下での図と地の反転が契機となる。 経済性だけじゃない都市をどう作るかの論考。 下北沢や早稲田も歩いて、都市に求められる即自性、再帰性、共立性を考える。 場所と空間の対比から、場所を動詞形で捉えて議論もどんどん迂回していく。 街で人の滞留地点や看板をマッピングするとかのフィールドワークも面白い。 ディフェンシブアーキテクチャの研究も、もっと知りたかった。 間接的に早稲田生の生態が浮き彫りに。 わたしもサイゼロやクエストしたい。
- Takahiro Hirano@taka_1642025年8月24日読み終わった大変面白かった。「迂回する経済」という表現が秀逸。迂回する経済は、「即自性」「再帰性」「共立性」の3つで成り立つという整理。表現としては難しいけど、内容はそこまで難しくない。未来の目的のために今を蔑ろにせず(=即自性)、変化することを楽しみ(=再帰性)、大きなシステムに依存せず、自分たちでできることはやっていく(=共立性)ということ。 あくまで本書は「都市論」なのだが、この考え方は、いろんな領域に応用可能どろうと感じる。