オーランドー
44件の記録
椎名崎@shiinazaki2026年7月7日まだ読んでる@ 本の読める店fuzkue初台フヅクエさんで第二章まで読了。全体の1/3くらい。(以下ストーリーバレあり) ロシアの姫君との恋に敗れ、邸宅にこもり読書と詩作にふける主人公、詩人を呼んでもてなすも作品のネタにされ、人間不信になり家具を爆買い。そうすると誰か人に使って欲しくなり打って変わってパーティ三昧になるも、突如現れた異様な女ストーカーから逃げて外国に赴任するまでの話。この異様な女ストーカー、邸宅の庭に侵入した、フードを被った謎の女として登場するも、フードを取ると兎そっくりの顔に見上げるような背の高さでルーマニア皇女を名乗り会話の合間に異様な声で笑うというキャラなので「これは面白くなりそう」とワクワクしたのになんかそのあたりがグニャッと終わってしまい残念でした。
椎名崎@shiinazaki2026年6月20日読み始めた新たに三冊目のヴァージニア・ウルフを読み始めました。これは今までの二冊とは全く雰囲気が異なり、「嘘伝記」的な語り口で進む、美貌の青年貴族(今のところ)の物語。でもウルフの作品なのでやっぱり読みやすくはなく、どういうノリで読み進めればいいのかまだ模索中です。

一年とぼける@firstareethe2026年6月13日読み終わった感想始めのうちは読み方に迷って、面白がれる作品のはずなのにイマイチ乗っかり方が分からないな、と感じていたが途中からスラップスティックとして軽薄に乗り出せば良いんだな、と気づきそこからはある程度スムーズに楽しめた。ただしスラップスティックと解釈すると途端に作品の多層/多面性が襲いかかって来て、今度は作品をどう受け入れればいいのか混乱が始まって、色んな意味で楽しめた作品だった。演劇を見る習慣は無いけど、演劇化するにはピッタリで小説よりももっと面白くなりそうだな、とも思う。 ただ、性転換という展開はともかく粗筋等でオーランドーを「両性具有」と呼び表すのはどうかと思う。『自分だけの部屋』(未読)のウルフ自身の言から取られた表現の様だが、少なくとも身体的にオーランドーが両性具有となる描写は作中にはない。またアイデンティティにおいても男性時は男性として、女性時には女性として表現されており、アイデンティティの混乱が描かれた場面も見当たらない。粗筋等による「両性具有」の意味合いとしては、実際に男性であった事のある女性という両性を知る精神面での「合一性」を表したものではあるものの、それ自体ギリシャ哲学からそのまま引いた、言うなればバイナリーを絶対とした上での理想としての「アンドロギュノス」であり、インターセックスやバイナリー化出来ないアイデンティティを視野としない表現ではないだろうか。 作中でもオーランドー自身身体的にも精神的にも男女という性別二元論の境を跳躍(≠越境)し、そのまま混乱もなく身体ジェンダーを自らとして受け入れている。つまり、あくまで男/女というバイナリーを保存したままの表現に留まっており、そこにフルイディティやグラデーションの意図を読み取るのは難しいのではないだろうか。 作品モデルのヴィタ・サックヴィル=ウエストの影響やウルフのブッチ/ダイクへの欲望、また強固にジェンダー化された服飾文化によって規定される男女ジェンダーの強制化への批判としての異性装をフルイディティやグラデーションと捉えるのも可能かもしれないが、それらの描写からアイデンティティの越境の気配は感じられるだろうか。この辺りは個人の感性にもよる所が大きいとは思うが、個人的にはそれらの描写の中でも女オーランドーのアイデンティティは安定して「女性」だった、と読めた。 時代的制約を加味すればここまで強い批判は必要ないと思われるだろうが、現在の粗筋等における表現にも関わっている所なので、あえて強い批判を置く。多層で多面な一語一文が軽々と立ち現れては消えてを繰り返し、作品を知れば知る程文脈も物語も混乱をもたらしながらの軽妙で楽しいスラップスティックであるが、確かに底には性別二元論が横たわっている。



noripiii@quadspin_norimusubi2026年5月27日買った@ 楽天ブックスネットワーク㈱ 本社これも楽しみ。ダロウェイ夫人と一緒に買った。今月、忙しくて読書出来なかったな、久しぶりにこんなに本をちゃんと読んでいない!
たま子@tama_co_co2025年6月30日読み終わった「オーランドー?」と自分自身に問うところから最後20ページがさいこう。独白の疾駆。「曲がり角ごとに自分がいる」、多種多様な自分の増幅。エリザベス女王の寵臣であり、やり手の大使であり、ジプシー、社交界のレディ、文士のパトロン、妻であり母であり、文学賞を受賞した詩人であり、36歳女性にして360歳の両性具有者。性別や時間までも行き来し、この先どうなってゆくのか皆目わからない。終わりのない変化のなかで生きている。誰しも見えないだけで内側には同じくらいの多層性を持ち合わせているのだということを考える。読むごとに、なんてはちゃめちゃで楽しい……と夢中になり、でもそんな喜劇の幕間にはさまれる、静かに物思いに耽って自然と動物と本を愛するオーランドーがいちばんすきだったな。









たま子@tama_co_co2025年6月23日読んでるええええと叫びたいきもちを抑えて、猫に目配せ。すんごい展開になった。背表紙で知っていたはずなのにちゃんとびっくりしてしまう。『オーランドー』おもしろいぞ。展開の突飛さとは別に、オーランドーの立てる問いの数々もおもしろくて。今は「自然は美しいのか残酷なのか」ついで「美とは何か?美はもの自体にあるのか、自分の方にあるだけなのか」などの実在の本質について考えていて、おもしろいおもしろいと読む。さあそろそろしごとしよう。








たま子@tama_co_co2025年6月22日読んでる食べてる用事のついでに早い時間からひとりごはん。非常に優雅でふくふく。オーランドーは広大な屋敷に犬たちと閉じこもりながら「時」について考えていて、すきなかんじになってきた…とおもう。ウルフの本を読んでいるとどんどん6月をすきになる。イギリスの6月は美しいのだろうな。










たま子@tama_co_co2025年6月21日読み始めた他のウルフ作品とは一風ちがう伝記風の書かれ方にまだ戸惑いながら読んでいる。でも嬉しくなる文章が出てきて、相変わらずわくわくもしている。 「平凡この上ない行為とて、単純にそのものずばりということはなく、〈記憶〉の羽ばたき、光の明滅をともなわずにはすまないのである。」p68








ユタカ@yytk_11772025年5月20日読み終わったニカルなユーモアはウルフの魅力だが、本作ではそれが最も顕著に出ている。それに加え、『灯台へ』の第2章のようなトリップする時間経過の描写が軸になっていて、めちゃくちゃ不真面目なのが面白い。300年余の"時代精神"を個人の精神世界の観点から物語るのだが、同時にその個人そのものが"時代精神"であり、一部であり包括的な存在としてのオーランドーを巧みに表出し、さらにウルフのメタ的な個人史も絡んでくるのだからとんでもない。
butter cup🌿@lo3o-v-peony2025年5月18日読み終わった感想両性具有であり、36歳だけど360歳でもあり、恋を沢山して一生詩人として生きたオーランドーの数奇な人生。 ウルフ作品の中でも1番はちゃめちゃで楽しい作品でした💘 美しい男性として30歳まで生きてたのに、突然女性に変身したシーンはシェイクスピアの喜劇みを感じた👍🏻 今のところ今年のベスト10に入るな〜!











































