てんとろり

4件の記録
- 紙村@kamimura_2025年9月27日読み終わった5首選 寂しさでつくられている本棚に人の死なない小説を置く ひとりずつひかりはじめてもうだれも街を流れる星なのでした 死んでいないひととわけあうおむすびの塩味きつい午後三時です よかったら絶望をしてくださいねきちんとあとを追いますからね ひきがねをひけば小さな花束が飛びだすような明日をください
- ひとしお@hitoshio_shio2022年12月19日読み終わったやわらかくて、どこかさびしくて、掴めそうで掴みきれなくて、とても好きだなあと思いながら読んだ。 「つぎつぎと涙のつぶを押し出してしまうまぶたのちから かなしい」 「あなたがあなたであるということの悲しみの、ひたすら餅をついている夜」 「千の空洞が私にあることを千の光でお知らせします」