陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

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- たるたる@miyabi2025年11月17日読み終わった再読小説ミステリー星4.5銀行強盗ルパン3世を見るみたいに ウェストレイクのドートマンダー・シリーズを読むみたいに 4人組のとぼけた銀行強盗の活躍と騙し合いを楽しめる愉快な傑作。 陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎のデビュー第3作、2003年度の作品です。 人間嘘発見器の成瀬 演説の達人の響野 正確無比な体内時計を持つ運転の天才雪子 天才掏摸師の久遠 この4人の銀行強盗たちが繰り広げるもう一組の犯罪者たちとの騙し合い。なかなかハードな展開もあるけど、軽妙な語りに騙されてするすると笑いながら読めるのは、まるで上質のエンタメ映画かユーモアミステリのよう。 何か読む本がないかな。 軽くて楽しい本がないかな。 伏線の回収が上手い本がないかな。 クスッと笑えるユーモアと軽口の上手い登場人物が出てくる本がないかな。 そんなオーダーがあったら、ぜひこの本をすすめたいと思います。 おすすめ! 追記 2006年に映画化もされてるようです。大沢たかお、佐藤浩市、鈴木京香、松田翔太が主演だったようです。機会があったら見てみよう。












