ピダハン

ピダハン
ピダハン
ダニエル・L・エヴェレット
ダニエル・L.エヴェレット
屋代通子
みすず書房
2012年3月1日
14件の記録
  • ogawa
    ogawa
    @readsogawa_0610
    2025年7月12日
    言語が認知に与える影響について以前から興味があったのと、講義で触れられたため気になって購入。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年7月12日
  • ハム
    ハム
    @unia
    2025年6月6日
    ピダハンの言葉には左右も色名も数や数量詞もなく、挨拶や謝罪といった交感的言語使用すらも見られない。さらに、「心配する」に対応する語彙もないというのは驚き。 直接体験を重視する文化にあり、自分が見たもの経験したものしか信じないし、語らない。 そのために言語構造にリカージョン(再帰性)を必要としない。 これはチョムスキーを中心とする普遍文法理論への反例となるだけでなく、言語を文化的実践と捉え、フィールドワークの重要性を示唆するものでもある。 めちゃくちゃ面白かったのは、キリスト教の神学をまったく信じないけれども、ピダハンは自分たちが見る精霊を信じていること。 両方ともに距離を置く身としてはどちらも同じような概念に感じるけど、ピダハンは実際に精霊は見ていて、今そこにいる。だから信じていて、イエスは今いないから信じない。 また、不安や恐れについて、もちろん彼らも多くの問題に直面してはいるものの、我々のように未来の予測や過去の後悔と結びつけて無駄に悩むことがない。 これをただ「未発達」だとみなすのは、非常に偏った見方になるし、むしろ、ある種の精神的洗練や時間との成熟した関係がそこに見える。 著者は西洋人の文化よりもピダハンのこうした文化性のほうが優れているのではないかという気づきを得ていて、優劣は本質ではないし個々の感じ方もあるだろうけど、常識の覆る瞬間、その気づきと学び、そうした展開がドラマティックでした。 豊かさとは?知性とは?信じるとは? 言語を通して人間の多様なありかたを尊重し直す過程が詰まっている素晴らしい一冊。
  • 夕貴
    夕貴
    @yuuki_
    2025年3月21日
  • しまりす
    しまりす
    @alice_soror
    2025年3月15日
  • saori
    @sweetbox104
    2025年3月15日
  • nagai_kamino
    nagai_kamino
    @honsky_tom
    2025年3月15日
  • sun
    sun
    @book3
    2025年3月15日
  • Vivian0716
    Vivian0716
    @koolzy
    2025年3月15日
  • ゆる言語学ラジオ いつか絶対読む
  • えみ
    えみ
    @caleidoscopi0x
    2025年3月8日
  • まよひが
    まよひが
    @mayoiga
    2025年3月6日
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